なんか…狂犬が口に付けるやつ。あれだよあれ
夜蛾先生「転校生を紹介する!!」
硝子「えー…?」
傑「今時…ですか?」
五条「今ぁ?!いらねーよそんな雑魚。」
夜蛾先生「はぁ…」
夜蛾先生「入ってこい」
???「…」
その子は、暴れて噛む犬の為のマズルをしていた。
マズルとは口輪の事だ。なぜ人間の少女がそれを…?
夜蛾先生「あー…」
夜蛾先生「人は滅多に殺さない。仲良くしてくれ。」
傑「は?」
柁酔「柁酔です」
柁酔「宜しくお願いします」
その少女は自分の事を柁酔と名乗った。それに、人殺し。
五条「おい」
五条「ソイツ、人殺しじゃねぇか。」
傑「……はは」
傑「私は夏油傑」
傑「術式は呪霊操術」
柁酔「…」
傑「宜しくね(手伸」
さっさと自己紹介して離れたかった。
柁酔「…………」
柁酔「……」
柁酔「オマエ」
柁酔「美味そうだな」
傑「はっ?」
夜蛾先生「待てっ゙…!!」
柁酔「…」
柁酔「美味しそうだったから…」
柁酔「ゴメンナサイ…」
傑「はっ……はっ…?」
今此奴、何をしようとしたんだ。
私のことを、食べようとした?
私の、手を?
傑「あー…うん…」
傑「もう食べようとしないでね…」
離れたい。仲良くもしたくない。
五条「おい人殺し。」
傑「ちょっ…」
それにはさすがに反応しないだろう。
柁酔「?(振返」
傑「え」
反応した。
待てよ。
何で反応したんだ。もしかして
呼ばれ慣れてるのか?
柁酔「なんですか?」
五条「お前…覚えとけよ」
五条「傑を喰おうとしたら俺が殺すからな。」
柁酔「…そうですか」
柁酔「……」
柁酔「名前が分からない…」
柁酔「夜蛾先生」
柁酔「名前はなんです?」
夜蛾先生「あー…」
夜蛾先生「お前から見て右から」
夜蛾先生「家入硝子、夏油傑、五条悟だ。」
柁酔「そうなの…」
柁酔「傑、美味しそう。」
柁酔「喰っちゃ嫌?」
夜蛾先生「駄目だ。」
柁酔「分かった」
柁酔「傑食べない。」
傑「う、ううん…」
柁酔「硝子は?」
柁酔「喰っちゃ嫌?」
夜蛾先生「皆駄目だ。」
柁酔「五条は食べたくない。」
五条「は?巫山戯んな。」
柁酔「美味しくなさそう。」
柁酔「喰いたくもない」
柁酔「不味そう」
柁酔「一般家庭が美味しそう。」
夜蛾先生「駄目だ。」
柁酔「はぁ~い…」
夜蛾先生「と……まぁ…」
夜蛾先生「人は滅多に喰わないし殺すなよ。」
夜蛾先生「宜しくやってくれ。」
柁酔「はい」
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完
柁酔
人殺し。人喰い。彼女曰く一般家庭が美味しそうとの事。呪術師の家庭は血が入ってて不味そうとの事。
夏油 傑
手を喰われかけた人。え、ヤバこの子。
家入 硝子
うわ~やばーこの子〜一番反応があれなのはこの人。
五条 悟
不味そうって言われて腹が立った。なんだよそれ…!
夜蛾 正道
最初会ったときは「なんか…食べれなさそう…」と言われた。え、食べれなさそうって何?
おハム
おにいちゃんどこなの?
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