ユレイが幽霊国となってから、クレアがクレヨン国となってからしばらくたったある日
ユレイ(幽霊国)side
「…」
僕が幽霊となってこの島に来てから何日経ったっけ
たまに来る生きている人間
そいつを見ると身体が勝手に動いて制御ができない
頭がぐるぐるして…
何があったか忘れた
唯一覚えているのは急に頭痛がしたことぐらい
今私が欲しいのは人間の魂
なんでか分からないけど無いとダメ
そんな気がする
夜になった
運が良ければ人間がこの島にやってくるはずだ
「あら」
人間「っ…た…」
「初めまして人間様」
人間「ヒッ」
「私は貴方を襲う気はありませんよ」
「態度によっては…ね」
人間「そんなの信用できるか」
「貴方が私のことを信用してもしなくても私には関係ありません」
「あちらに小屋があります」
「1晩過ごすのならそちらへ」
人間「…」
「武器を出すだなんて…恐ろしいお方…」
これで何人目だろうか
死体はすぐに消し去っているから(?)忘れた
クレア(クレヨン国)side
「どこここ…」
ある事情で船に乗っていたら遭難したらしい
帰りだったから乗っていたのは操縦士と僕だけだったから被害は少ない
にしても
操縦士「やっぱり乗るべきじゃなかった」
あの人が怖い
気弱な僕は何故か分からないけど関わったら不幸になるって言われてる
操縦士「お前は1人でな」
「いや…やめて… 」
ドスッ
「い”ッ…」
操縦士「じゃあ…」
?「あらあら私の島でこのようなことは許されませんね」
「っ…?」
幽霊国「初めましてここへ来る人間からは幽霊国と言われています」
幽霊国「先程の方は魂を奪わせていただきました」
幽霊国「もう動きませんよ」
「え…あ…え…?ポロポロ」
幽霊国「どうなされたんですか」
幽霊国「私の顔を見て泣き出して…」
「分からないです…なんか…僕の親友に似てて…」
幽霊国「…?」
幽霊国「…ッ?!あ…クレア…ごめんね…ごめん…」
「ぅえ…やっぱりユレイ…?」
「会えて嬉しいな…」
ユレイ「あ…僕には触れないんだ…死んじゃったからね…」
改めてまた出すかもしれないです
episode9 忘れと悲しみ
コメント
3件
うはッッ!!!!!好きぃぃぃッッッ!!!!!もうア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ッ!!!!!(?)