…続き…
それから何日か経った日の夜、悪魔が迎えに来た
悪魔:(窓をノックする) オラ、魔界に行くぞ
私:来た瞬間行くって…これから魔界に行かなきゃいけない人の心考えて?
悪魔:んなこた知るかよww まあ取りあえず、これ首に付けとけ
私:?なんで?
悪魔:他の悪魔に出くわすのを避けてえからだ つまりは、『魔除けの石』だよ
私:魔除けって…あんたも避けることになるじゃない
悪魔:それは俺が作ったから、んなことにならねえよ
私:へえ…(ネックレスを首につける………ネックレスについた石が光りだす) ……!?
悪魔:契約成立だな
私:……?何が?
悪魔:要するに、主従関係の成立ってことだ
私:はあ…どういうこと?
悪魔:また話通じねえのかよ……悪魔をそう簡単に信用するなよ?
私:わかった、あんたは一生信用しないわ
悪魔:!! バッカ、そーゆー意味じゃねえわ💢 俺ら悪魔はな、一度見つけた主から離れちゃいけねえんだよ
私:そんなの知らないわよ…
悪魔:悪いが、その首輪は外れねえからな 他の連中には見えねえが
私:はあ!? 首輪って……なんか嫌だわ💢
悪魔:まあ、こっちの身にもなれよ 主に何かあったら助けに行かなきゃいけないんだからな? その時のための首輪だよw
私:はあ…常に私がどこにいるかわかるってわけ?
悪魔:いや、それはちげえ お前が俺を呼べば、首輪が俺を引き寄せるだけだ
私:本当でしょうね?
悪魔:ああ、そろそろ魔界に行くぞ
目の前に闇が現れた 悪魔が私の腕をつかみ、闇へと踏み入っていく……
悪魔:おい!起きろ!
私:ん……?
??:お前は特殊な人間を引き寄せたなw 気を失った者は初めてだ
私:(バッと跳ね起きる) ここ、魔界!? 私、なんで寝てたの!?
悪魔:落ち着けよ…いきなり気ぃ失ったんだよ、理由はこっちが知りてえわ
私:(ドンッ) !? すみません!……はじめまして…?
魔王:ああ、はじめましてだな 私は魔王 魔界で悪魔を統べている者だ
私:えっと…すみません、なんかご迷惑をおかけしたようで💦
魔王:いいや、無事なら何よりだww なるべくそばにいた方がいいかもしれないな、ガラヲ?
悪魔:俺もそう思います なるべくこいつのそばにいることにします、魔王様!
魔王:おい、お前はまだ自分の名も名乗っていないのかw お嬢さん、こいつの名はガラヲだ
まあ、案外寂しがりやだから可愛がってやってくれ
悪魔:ッッ! 魔王様…💦(眉が下がる) それは言わないで、くだ、さい……
魔王:どうしてだ?w 兄妹が欲しいと嘆いていたではないか まあ、そろそろ私は仕事に戻るよ
悪魔:お気をつけください、魔王様 (片手と片膝を地面につく) ……帰るぞ(ボソッ
私達は、人間界?に帰ってきた……
悪魔:んで!?なんでお前はぶっ倒れるんだよ!💢 魔王様と二人っきりで話すなんて、無理だっつーの!
私:知らないわよ!誰にでも、適さない地はあるのよ!?…てか、寂しがりやってどういうこと?(💢
悪魔:うぐっ……それは、魔王様が勝手に勘違いしてるだけだ! それよりも、これやるよ!(ズイッ
今度こそ、魔除けの花だ 魔界から摘んできた
私:二度も騙されると思わないでよね……! いらないわ!💢
悪魔:ンだと!?……その首輪に、魔除けの力はない 俺以外の悪魔が近づけない呪いをかけてある
私:その類、もう嫌いよ……これが嘘だったら、ぶち56すわよ!?
悪魔:ああ、覚悟の上だ!いいから受け取れ!…俺は魔王様と話すと、疲れるんだ…もう帰る…
いきなり弱々しい顔になって、悪魔は__ガラヲは帰っていった
私は、ガラヲからもらった花を仕方なく…窓際に飾った
↑怒ってる奈緒と、魔除けの花を持ったガラヲです! ガラヲお疲れさまw
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