TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

君だけに贈る色

一覧ページ

「君だけに贈る色」のメインビジュアル

君だけに贈る色

17 - 第3章 消えない魔法 第17話

♥

1

2026年01月08日

シェアするシェアする
報告する

「……ひどい話だ」


​御子柴さんが、ぽつりと呟いた。


その声には、私のために怒ってくれているような、強い響きがあった。


​「白河さん。その男は、あなたの本当の価値を何も知らなかった。ただそれだけのことです」


​「でも、世の中の人はみんな、芽衣の方に……」


​「俺は、違います」


​遮るような彼の言葉に、息が止まる。


​「俺は、メイクを通して数え切れないほどの顔を見てきました。華やかなだけの美しさは、すぐに飽きる。でも、あなたの持つ、葛藤しながらも真っ直ぐに生きようとするその強さは……どんな色よりも、俺の心を惹きつけました」


​テーブルの上に置かれた私の手に、彼の温かい手が重ねられる。


逃げ出したいほど恥ずかしいのに、その熱が、たまらなく愛おしかった。


​「あの……御子柴さん」


​「凪(なぎ)、と呼んでくれませんか?仕事以外の場所では、そう呼ばれたいんです。……あなたにだけは」

この作品はいかがでしたか?

1

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚