テラーノベル
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駅のホームに、電車が停車していた。ドアは開いている。
車内灯もついている。
しかし、乗客はいない。
座席の上には新聞が広げられ、
吊り革はゆっくりと揺れていた。
行き先表示板には、見慣れない駅名が
表示されている。
『終点』
それだけだった。
発車ベルが鳴った。
電車は動かなかった。
代わりに、車内放送が流れた。
『本日も、ご利用ありがとうございました』
『次のご利用は、ございません』
コメント
1件
いや、終点って……「次のご利用はございません」って何それ怖っ! 空の車内で新聞が開かれてるのがもう不気味すぎる……。電車が動かないのに発車ベルだけ鳴るの、想像しただけで背筋冷えたわ。この話だけで一つの短編として完成してる感じ、めっちゃ好き。続きが気になるけど、この余韻も大事にしたいなって思った🔥