コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
「……あなたは、私をいつも本気にさせる……」
甘い声音と共にキスが返されると、さっきまで感じていたシーツの冷たさはいつの間に消え去って、沸き立つような熱が全身を包んだ。
ワンピースのファスナーが下ろされると、露わになった下着姿をゆっくりと彼の手が這い下りていく。
脇腹から腿に滑り落ちた手の平が、外側から内へと回り込んで、両脚の付け根をゆっくりと撫で上げる。
「……ぅん…」
ぞわりとする感触に喘ぐ声が漏れると、開いた口元から舌が絡め取られた。
「……私も、あなたが欲しい」
息を吹きかけ囁く彼の言葉に、耐えられずにしっとりと濡れそぼる秘唇が、長くしなやかな指で柔く弄られる。
湿った音が耳について、胸の奥を羞恥が込み上げると、
「……こんなに、感じて……」
さらに煽るような声が鼓膜を震わせて、よけいにとろとろと糸を引いて滴は零れ落ちた。