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路地裏に座り込む
涙が止まらない.悲しくて苦しくて胸がキュッとする
『っヒグ』
スリ何てしなければ良かった
ちゃんと母さんと妹に向き合うべきだった
後悔しても遅いのは分かってる
一度も犯罪を犯さなければ母の最後に立ち会えたのだろうか
妹は自殺しなかったのだろうか
死にたい
そんな感情が脳内を埋め尽くす
『…死のう』
よろよろと立ち上がり歩こうとする
何故か地面がスライムのように柔らかくどんどん沈む
『何だ…コレ』
あ,でもこのまま行けば息が出来なくて死ねる
そう思うと少しだけほんの少しだけ口角が上がる
目を閉じる
先程とは違い体感ではとても早く落ちているような感覚がする
突如,全身が軽くなる
…?
目を開けるとそこは何処かも分からない部屋だった
ドサッと音を立てて落ちる
意外と高さがあったのか落ちた衝撃で尻がヒリヒリして痛い
次の瞬間,首に刃物を当てられる
「動くな」
誰だろうか
男性?
全身の服装が真っ白だ
「質問に答えなければ殺す」
殺す……
微かに目が開き光が灯る
刃物を掴み手から血が出るのもお構いなしにグイッと男性に顔を寄せる
『殺してくれるの!?』
目はキラキラしており男が困惑する
『ねぇねぇ!早く殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して殺して!」
一体どんだけ肺活量があるのだろうか
だが照矢は笑っておりその顔は狂気じみている
男性が割とドン引きしていると突然ドアが開く
小柄な女性が入ってきた
「一体何事…は?誰アンタ」
照矢は女性を無視し男に言う
『ネェ!質問に答えなければ殺してくれんだよね!?』
『早く殺して!』
『ねぇねぇまだぁ?!早く殺してよ!』
一瞬照矢の目が真っ暗になり真顔で言う
次の瞬間にはまた笑顔になり殺してと連呼する
気づいた頃には拘束されていて動けない
数人の男女が入ってくる
1人の大柄な男が言う
「で,このガキ何処から入ってきたんだ?」
抹茶色の髪の毛の女が言う
「確かココのゲートが開いたから…間違えて入っちゃったのかな」
先程の男性が言う
「その前にこの死にたがりをさっさと処分し『本当に!?』…処分しろ…」
小柄な女性が言う
「てか無視しないでくれない?」
『ねぇ早く殺して殺して?』
「うわぁ目がやばい」
細身の男が言う
「え,この人悪魔か何かに取り憑かれてん の?」
抹茶女が言う
「ただ単に病んで死にたいだけだろ! 」
デカ男が言う
「.ふーん」
全身防寒着で腰には銃を納めている人間が言う
いつの間にか沢山の人に囲まれてしまった
『ねぇ殺してよー!君が言ったんじゃんー!嘘つき!』
「こいつ何なん?」
「知らないよ…ー!」
細身の男と抹茶女が言う
『ねぇ!!さっさと殺「コイツマジでうるさいわ」…』
大柄の男が照矢の頭を叩いて気絶させる
「え,強くしすぎてない?」
「知らねぇよ」
主です
えーと…照矢と言う少年!
第二主人公です!(ポンポンパフパフー)
まぁはい.一応第ニ主人公です
それだけです!では!さようならぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!