コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
光の橋を渡った二人は、空に浮かぶ島々が連なる世界に辿り着いた。
風は温かく、夜空には川のように星が流れていた。
島々には不思議な生き物たちが住み、光の花が夜を照らしている。
「ここが、未来の世界…?」
ルカの声はかすかに震えた。
セリナはうなずく。
「ここは、私たちの願いや思い出が形になった場所。だけど、まだすべてを知ることはできない」
二人は歩きながら、島々を巡る旅を始めた。
森で学んだ魔法や、湖の水晶の力を少しずつ使いながら、空を飛ぶ島の間を渡る。
途中、翼を持つ不思議な生き物――ルミナスと名乗る光の精霊に出会う。
「君たち、橋を渡ってここに来たのか。ここには試練がある。過去と向き合い、未来を決める者だけが、真の道を見つけられる」
ルカとセリナは互いに手を握り、決意を新たにする。
「怖いけど、一緒なら大丈夫」