テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
翌日、学校に行けば矢巾が囲まれていた。
「矢巾ーお前惜しかったな!俺が応援しとけばよかった」
「来なくていいから」
そんなこと言いながら満更でも無い顔。
こいつベンチだよって教えてやりたくなる
でも強豪の時期主将って十分すごいと思う。
私だったら荷が重い
そんな事考えてたら矢巾と目が合った
「あ、お前昨日来てなかった?」
「行ったよ、奈緒が居ないから気づかなかった?」
「あ?なんだよ、お前の存在感発揮させる方法坂本なの?」
「私は静かにするタイプなんで」
「月とすっぽんってやつ?」
矢巾と話すといつも軽い口論になる。
相性悪いのかも
「お前だって存在感ないだろっ」
「断然お前よりある」
でもだいたい口論は負ける。
女が男に勝てるものはないのか
「春高予選観に来る?」
「んー、最近バレーの楽しさに気づいたから観に行くかも」
「へー、意外と心あんだな」
「私をなんだと思ってんだよ…」
「バスケも観に行ってやるよ」
「だからいいって…クラスの人に見られたくないことなんばーわん」
「まじ?心狭っ」
「別に強豪じゃないんで」
#ふたセリフ
かいら
147
核爆弾
90
旅人
22
コメント
1件
ああ、この回すごく良かったです!矢巾くんとの軽口の応酬がテンポよくて、読んでて自然と口元が緩みました。「月とすっぽん」みたいな言い回し、矢巾くんのキャラにぴったりだなって。でも「春高予選観に来る?」って聞いてくるあたり、実は主人公のことを気にしてるんだなって伝わってきて…口では強気なのにちゃんと誘うの、その距離感が絶妙でした。次も気になります!