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「…………」
テレビには楽しそうな康二と女性芸人さん。
勿論俺の恋人だって事は分かっている、分かっているけど
「……リアルすぎる」
最近メンバー内でよく言われている「康二は裏では二枚目」
まさにその通りで、お茶の間では明るく元気な関西人とか記憶力ゼロヒーローのイメージなのだろうが、先週から始まったこのデート企画で完全にそのイメージが覆された。
要するに表で「裏では二枚目」な康二が証明されてしまったということだ。
まぁデートの内容的にも、康二は趣味や最近あった話をよくする方だからファンの間では意外というよりかは納得する所が多いだろう。
「……、なんでこんな」
この気持ちを吐き出せる場所がない俺はこうやって一人リビングのソファで頭を抱えている。
見なければいい話と思うかもしれないが、メンバーの出る番組は基本見たい。特に康二は。
ちゃんと頭では企画だということも分かってはいるが、俺じゃない誰かと康二が楽しそうにしているのを見るともやもやしてしまう自分が恥ずかしい。
……でも俺もこういうデートしてみたい。
「ただいまあー」
そんなことをずっと考えていると玄関のドアが開く音と康二の声が聞こえ、慌ててテレビを消す。
「ただいま蓮」
「、おかえり康二」
顔に出ていないだろうか。
いつもは顔に出ない方なのだろうが、康二の事になると頭の整理が追いつかず顔に出てしまう。
「んーっ、あぁー。今日も仕事頑張ったわあ」
「お疲れ様。今日一日仕事だったもんね」
伸びをしてから俺の隣に座る康二は特に何も聞
いてこないのでバレていないと胸を撫で下ろす。
「んで、なんかあったん?蓮」
前言撤回。 普通にバレている。
やっぱりバレないはずがないか。
康二は人一倍相手の変化に気づきやすいから些細なことでもちゃんと気づかれる。
そういう所も好きなんだけどね。
「…別に?」
「いや嘘やん絶対。もしかして浮気かー?」
「それは違う断じて違う。俺は康二しか好きじゃない」
「んふ、嬉しい」
すると康二は俺の頭を撫でながらローテーブルに置いてあったテレビのリモコンを手に取り電源を付けた。
「あ、ちょっと」
「やっぱり。見てくれたんやね」
咄嗟に消したからなのか、さっきまで見ていた所の停止画面が映る。
「どーやった?かっこいい二枚目康二くんは」
「……良かったよ」
「あは、蓮は分かりやすくてかわええな。ほんまは嫉妬したんちゃう?」
「、…違うから」
くすくすと笑う康二に俺の全てを見透かされているようでなんか悔しい。
康二は俺やメンバーと一緒にいる時はバラエティー番組に出ている時よりも大人しく、より二枚目になる。
だから意外と何を考えているか分かりにくい時がある。泣きそうになる前は分かりやすいけど。
「ほらこことかええやろ」と巻き戻しながら見返している康二を無視してスマホをいじろうとしたがその手を静止させられる。
「この企画、デートの内容とか接し方とか誰を想像しながらやったと思う?」
「え、ファンの人じゃないの?」
「まあ確かに接し方はファンの人に向けた感じやったかもしれんけど」
「一番は蓮のこと想像しながらやってたんやで」
「……まじ?」
「まじ。キャンプ行ったら一緒に料理作って星空見上げながらビール飲んだりしてるやろなあとか、スノボは蓮もあんま経験ないかもしれんけど持ち前の運動神経活かしてすぐ上達してまうんかなあとか」
「んふふ、ほんま考え出したらキリなくてな」
隣で楽しそうに当時の事を話している康二に嬉しい気持ちと少しの優越感を覚える。
「後でもう一回最初から見よ」
「また見方変わるかもな。でもさ映像だけで満足しちゃあかんよ?」
康二はスマホを出してメンバーで共有しているスケジュールではなく、個人のスケジュールが書いてある画面を見せる。
「この日俺と蓮丁度オフなんよ。だからさ」
「デート、行かん?」
「え、…いいの?」
「勿論や。てか俺が行きたい」
「嬉しい、俺も行きたい。……うわ楽しみ早く行きたい」
「んふふ、遠足の前日みたいやな」
「だって楽しみだから。それに俺しか見れない康二も見れるしね」
「えー?そんな変わるか?」
「変わるよ。俺といる時の康二が一番かっこいいから」
コメント
4件
🧡くんは1回裏の魅力に気づくともう抜け出せない😇 あれはイケメン、あれは誰でも落ちてまう🙂↕️🙂↕️🙂↕️ 嫉妬🖤くんにちゃんと気づいてデート誘う辺り..そういうとこやぞ!!🫵🏻🫵🏻 相変わらずお話上手すぎませんか🥺🥺
話 中 の mm 、 ほ ん と に 気 持 ち 分 か る よ 😢 kj クン と の デート た の し ん で ほ し い ෆ⸝⸝꙳ ( 因 み に 私 は ま だ 見 れ て い ま せ ん 。 )