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限時恋

4 - 朝帰り__

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2025年06月14日

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和也が中々帰ってこない。今の時刻は12時。


もう日付は変わっていて僕は今にも瞼が閉じそうだ。


だけど絶対帰ってくる、と思い待っていた。その時、一通の連絡が来た。


「ごめん、今日は朝帰りになる」


なんで。朝帰りになることはまだ1回もなかったのに。


和也のために沸かしたお風呂、準備したご飯。 素直に待ってた僕が馬鹿みたい。


僕はお風呂を洗い、準備していたご飯をゴミ箱に捨てた。今日はもう寝よう。







僕が寝室で寝ていると、玄関の方からガサゴソと微かに音がした。


和也が帰ってきたのかな、と体を起こして玄関へ向かう。


大森「んん…、和也、、?」


二宮「あれ、起こしちゃった…?」


時計を見ると午前5時。本当に朝帰りだ。


大森「おそぃよ…1人寂しかったんだよ…?」


僕が和也に抱きつくと、あの匂いがした。今度は少し、じゃなく強烈だった。


二宮「ごめんね…笑」


和也が僕の頭を撫でてくれると、いつもの暖かみが感じた。


暖かみを感じると、強烈な匂いなんてどうでもよくなった。


大森「今日も朝から仕事でしょ…? ご飯作るね…」


二宮「ぁ~…有給使わせてもらったから今日は休みだよ…笑」


大森「っ! ほんとっ、?」


僕が上目遣いで聞くと、和也は微笑んで本当、と答えてくれた。


大森「ん、! んじゃ…いっぱいイチャイチャしよ…?」


二宮「…その前にお風呂入らせて…?」


大森「っあ、すぐお風呂いれますねっ、! 」


僕はるんるんとお風呂に向かってお湯を溜めた。今日はイチャイチャ出来る、と考えたらもっと心が躍る。


大森「お風呂いつでもどうぞ…!! 」


二宮「ん…行ってくるね、?」


和也は僕の額に軽い口付けをし、浴室へ向かっていった。








和也が浴室から上がってきた。僕はもう待てなくなってしまい、僕の方から和也の所へ向かう。


大森「和也っ! はやくイチャイチャしよ…?」


二宮「はいはい、笑」


僕達は寝室へ行き、朝から甘いひとときを過ごした。


なんで朝帰りになったかを、聞けば良かった。










次回、♡1000


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