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朝起きリビングに行くと険しい顔をした南雲くんがテーブルに座っている 「おはよ、ってどうしたの?そんな真剣な顔して」と私が問いかけると南雲くんは

「これみて欲しいの」と言って何かを差し出す

南雲くんに近づき差し出された物を見る。

それは小さな黒い物体だった。

「なにこれ?」

「超小型カメラと超小型盗聴器」

え?と唖然としている私を見たあと南雲くんは続けて

「どっちも表市場に出されてない物でそれが家の至るところに設置されてた」

鳥肌が立つ。表市場に出されてないってことは相手は殺し屋。殺し屋ではなくても関わってはいけない人ってわかる。

色々と考えが頭の中をぐるぐると回って思考がまとまらなかった。

「僕もずっと未来を守ることができないからさそれを設置した犯人がわかるまで一緒に住まない?」

考えてたことが全部飛んでしまいそうな一言だった。

私は南雲くんの質問に二言返事で了承した。

テレビや家具を持っていこうとしたが南雲くんに“どこに何があるか分からないから全部買い直そ”と言われたので断れなかった。










「まさかオーダーの南雲と交際していたとは」

「僕も驚いたよ」

「しかしなぜ彼女にそこまでして殺し屋になって欲しいのですか?」

「私情でね、それに彼女はあそこに居ていい人材じゃないよ  君もそう思うでしょ?ライ

「俺に話振らないで〜今いいとこだから」

「君の姉を僕たちが殺してもいいのかい?」

「は?何それ脅し?うっざ」







南雲くんの家はタワマンの最上階だった。

今まで私の家から近い隠れ家に行っていたからまさかこんなところに住んでるとは思わなかった。






南雲との同棲3日目。

慣れない場所で最初は職場に付けれなかった。

それも3日目になると慣れてくる。ここは殺連から離れてるのは嬉しいが私の職場からも結構離れている。

「ただいま〜」元気の無い南雲くんの声が玄関から聞こえる。玄関に行き上着を受け取る。

「元気ないけどどうしたの?」

「明日から1週間京都に行くことになった」

だからそんなに落ち込んでたのか…納得

「仕方ないよ、1週間後南雲くんの好きな料理作って待っておくから仕事頑張って来てね!」

そう私が言うと南雲くんは元気よくうん!と言ってお風呂場に行った。

付き合って3週間だが南雲くんの元気づける方法や接し方も慣れてきた。




南雲くんはお風呂に入ってる間私は作った料理を温め直す。

「あっいい匂い」

お風呂上がりの南雲くんからは甘い匂いがしていた。

「今日は生姜焼きだよ」

「僕の好きな料理〜」

「それ昨日も言ってた」

「未来が作ってくれるならなんでも僕の好物になるよ」

なにそれ笑、と私が笑うと南雲くんも私につられ笑う。その笑顔は子供じみていて可愛かった







顔は似てるが性格は全然似ていません!

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