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🌼幻聴への怒り 「お前なんかさっさと消えろ」「何も食べないでいろ」幻聴はティアが何かを食べている時聞こえないので、それが気に入らないのかそういうことを言う。ティアは母親とのティータイムやミルと一緒におやつを食べることが何よりの楽しみだったのでもう我慢できなかった。(なんでわたしから楽しみを奪うの?もう知性なんか大嫌い、何も考えたくない)本当に頭に来たティアは通信教育のテキストを破り捨ててしまった。どんなに勉強してもなんの役にも立たないと思い、ついやってしまった。提出しなければならないのに。
「ティア夕食よ」ティアを呼びに来た母親がティアの部屋のドアをノックして入ってきた。「まあ一体これはどうしたの?必要なものなのよ」母親は言った。ティアは耳をふさぎ泣き崩れた。
「もう限界だわ、児童精神科の先生に相談しましょう、とにかく夕食を食べなさい」母親はため息をついた。「食べていいの?」ティアは恐る恐る聞いた。「あなたは病気なのよ、仕方がないわ」母親も悲しかった。「ごめんなさい」ティアはこれからどうなるのか恐ろしかった。