テラーノベル
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stgrのシーズン1
ご本人に関係ない
ご本人に迷惑掛けるのも無し
口調が合わへんとこがあったらごめん
それじゃあ行くで
俺はきっと幸せだ
俺はずっと幸せだ
そう言い聞かせてる
そうでもしないと自分の何かが壊れるんだ
何度も夢に苦しめられて、でも、何度もそれを誤魔化して。
何度も過去という檻に閉じ込められてて、「俺はいらない」と感じてしまって
それでも、笑顔も今の性格で閉じ込めて
楽になれる方法がせいぜい2つしかなくて、バレてはいけなくて
ばれてしまったら皆に迷惑掛けることになってしまう。
そして、さらに今の自分が消えていく。
白い玉を沢山のんで、頭がフラフラして、でもそれがよくて、それがやめられなくて
それに依存してしまって、俺が壊れていく。
鋭利な刃を自分の腕に向けてさして、赤色の線がじわじわと広がっていって、ヒリヒリとした感覚が腕にまとわりつく、でもそれが自分を死に近づけるための一歩で、それならば良いかと思ってしまってる。
あぁ、憂鬱だ、夜が俺の味方なのに、あの月こそが人々の目を閉ざさせる合図なのに、
太陽が人々の目を開ける合図と教えている。
もう呼吸もしたくない、
夢の中で君の手が俺の首に迫り寄ってきて、ギュッと締められて
それでクリアだった視界がぼやけていって、手足身体も動かせなくなる。
段々と呼吸ができなくなって、それでも息を吸おうと体が勝手に動く。
誰かの声と共に音が薄れていく、とうとう鼓動が止まる合図だ。
…そして、その苦しさで目が覚めた。
「はぁ…はぁ…」
何でこうなってしまったのだろう。
「ここ…は」
病院だ、病院の…
🐧「べ、ベット…」
🍑「え!と、とりのくん!」
そばには俺の先輩もといももみパイセンがいる。
🍑『鳥野くんがぁ!』
🐧「あの…それだと俺がやばい状況になってるみたいな感じになるんですが。」
無線に入ってはないがロビーから驚きの声が聞こえるような気がする。
なぜ、俺がここまで大切にされてるのか分からない。
もしかしては、俺が死んだと勘違いをして、喜んでる、とかね 笑
流石にみんなのことだ、死んでると勘違いしててもあんなに喜ばないだろう。
🐻「…ぎん!」
🐧「わ”っ!」
🐻「あ、あぁ…良かった、返事がなかったから…」
🐧「す、すみません…」
🐻「まぁ、いい。」
🐧「あの…」
🐻「ん?何だ?」
🐧「なんで俺はここにいるんですか?」
🐻「覚えてないのか…」
🐧「はい…」
🐻「急にロビーでぎんが倒れたんだ。それで、診察したら、貧血と…」
🐧「ひ、貧血と…なん…ですか?」
まさか…?いや、そんなわけが無い、バレてないはず…だよな?
🐻「OD、知ってるか?」
🐧「っ…」
🐧「ご、ごめんなさい…」
🐻「その様子だと知ってるようだな。ぎんはそれで倒れたんだ。」
なんで…分かった? どうしてそんなことがわかった?
俺は…何度みんなに迷惑をかける?
何度も大切なとこで失敗して、逃避行の代償が大切な時に現れてしまうの?
🐧「…」
ただ、パトカーのサイレンが聞こえて、みんなが口を開かない時間が積もるだけ。
外には真っ白な雲が群青色の空を包んで、肌に触れるとぶるっと触れるような冷たい風。
🍊「なぁ、鳥野」
治が口を開く
🐧「何」
🍊「俺はさ、ちょっとぐらい救急隊の皆を頼って欲しかったなってね。」
頼る事、それは一見簡単そうで難しいこと、
「助けて」の4文字をいえばいいだけの事。
でも、俺にはそれがとても難しくて、言おうとすると、何故か怖くなってしまう言葉。
チョケとか仕事に対してよの「助けて」は言えるのに
本当に助けて欲しい時の「助けて」が言えない、不思議な4文字。
🍑「鳥野くんはさ、倒れる前までは、本当に壊れたような目をしていたの。
でも、この時間帯、忙しくて、気にも、止めれ、なかった。
それで、鳥野くんに無理をさせてしまって…」
段々と言葉が止まるようになり、言い終わる時には泣いていた。
🐧「…俺はさ」
⚡️「な、何ですか?」
🐧「この救急隊に要りますか?」
その場の皆「いるに決まってる/だろ」
🐧「…そう…ですか。」
🐧「でも、俺は、いつも大切な時に限って失敗してしまって、何度も皆に迷惑掛けて、しまってるじゃない、ですか」
⚡️「…それは、鳥野さんに気づけなかった俺たちが悪いんですよ」
🐧「っ…ましろはっ!」
⚡️「あなたは俺らの大切な一員なんですよ、今俺が1番大切にしたいのはあなたも含め救急隊全員なんです!」
🐧「大切な…一員」
⚡️「そして、今1番見たいのはあなたの精一杯輝いた笑顔なんです。」
⚡️「あなたの何かに引っかかってない、素敵な笑顔」
🐧「…そっか」
その何かに縛られているんだ。俺はずっと。
ずっとみんなの輝いた姿が輝きすぎていて、俺は闇に纏われ続いているんだ。
ずっと変われないんだ。
でも、ましろの言葉で気がついた、俺には夜が味方じゃなくて、この救急隊皆が味方なんだとな。
🐧「ありがとう」
本当にここに居てよかったなぁ
そういう気持ちしかない
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