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今日は気分が悪い、、昨日クラスの女子達に右京くんとかかわるなと言われたからだろうか、、そんなことで気分がいい悪くなることなんてないな、、
まぁ今日は右京くんとはそんなに喋らないようにしよう、
「おはよ 」
私が考えていたこととは裏腹に右京くんは私に声をかけてきた、その時私はやばいと思った、、無視したら彼は大きい声を出すだろう、でも喋ってるところをあの女子たちに見られて右京くんに全てがバレるのはもっと良くない、、どうしよう、、
「どした?」
私が悩んでいたからだろうか彼が声をかけてきた、、
「ごめん!私急用思い出したんだった!!」
焦りすぎて声が裏返ってしまったがなんとか危機を乗り越えた。
右京くんを跳ね除け私はダッシュで教室に入った、
―ふぅ、ひとまず危機は去った、、だがほんとに大丈夫なのだろうか、、
私はそんなことを考えながら私の席を目指し歩いた、自分の席につき椅子に腰かけようとしたその時私は氷水を全身で浴びたかのように全身の血の気が引いた、私の机に陰湿な文字達が並んでいた、「男たらし」や「消えろ」などの文字がたくさんと、、
今どきこんなことする人いるんだな、こどもっぽ、、
私はそのまま席に座りいつもは家以外ではかかない絵を描き始めていた、私でも何故か分からないだけど永遠と鉛筆を走らせた、周りの音なんて聞こえないぐらい集中していた。
「、、、、い、」
、、、
「、、おい!中根!!」
先生の怒鳴り声で私はやっと我に返った、周りが私を嘲笑うような目で見ていた、
「ごめんなさい、、」
「お前大丈夫か? 」
「、、はい、、」
「ついにまいっちまったか、まぁしょうがねぇよな 」
「え、、 」
なんで先生は笑っているのだろう、
まぁ私のことで笑っているのだろうな、
私そのままふわふわしたまま1日を過ごした、昨日まで行っていた屋上には行かなかった、、
そして家に帰った、そのまま部屋に行こうと思ったその時リビングから母親が出てきた、顔を見たのは久しぶりかもしれない、
そんなことを考えていたら急に私の頬が熱くなった、そしてそのまま私は床に倒れ込んだ、、
あぁ、またか、
「なんでよ!!!!!!なんで、あんたはそんななのよ!!」
「、、、、 」
「あんたがそんなんじゃなかったらあの人は出ていかなかったのに!!!!」
「、、」
「あぁ!もう!!イライラするッ!!!! 」
「あんたのその目よ!!!なんのひかりもない真っ黒な気持ち悪い目!!!」
「、、、」
「あんたさえいなければぁ!!!!!!」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁ、」
母親はそのまま泣き崩れた。
私は何回打たれたのだろう、頬が熱い、頭がギンギンする、
泣きたいのはこっちだっつーの、、、
あんたさえいなければ、か、、、
まぁそうだよね私なんか、、ね、
私はその後狂ったように筆を走らせた、