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真紀は優弥と式場を何処にするか話していると女性が事務所に来た。
「ごめん下さい。」
「どうされましたか。」と佐藤が対応した。
「映画撮影していて現場に行ったら女優の大原明奈が亡くなっていて…。」
「何時くらいに撮影場所に行きましたか?」と真紀が聞いた。
「7時ぐらいです。」
「現場に行くぞ。」優弥は指揮をとった。
「かなり深くまで刺されてますね。」
「刃物探さないと。」真紀は辺りを探した。
「見つからないな。」優弥は眉をひそめた。
「あんたら誰だ?」監督が聞いた。
「警察と探偵です。」
「私が依頼したんです。」
女性が答えた。
「ふーん。」
「監督昨日大原さん誰かと揉めてませんでしたか?」真紀が監督に聞いた。
「そう言えば明奈ちゃんが苦手な俳優とのキスシーンだから嫌だって言ってたな。」
「その俳優は何処に?」優弥は聞いた。
「向こうに居るよ。」
「すみません。」佐藤が声をかけた。
「何?」
「あなた大原さんに嫌われてると監督から聞いて。」真紀が切り出した。
「そうだけどだからって殺してないからね。」
俳優は否定した。
「どうして共演するとこに?」
「俺明奈ちゃんと仕事したくてだけど嫌われてるの知らなくて。」としょげた顔で言った。
「そうですかありがとうございました。」
三人は他の出演者に聞き込みを開始した。
「大原さんについて何か知ってますか。」
「演技が美味いって評判があるの今回の桜侍は期待してたけどまさか主役が殺されるなんて…。」女優は悲しげな声色で言った。
「犯人はきっとこの中にいるはず。」真紀は心の中で推理した。