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武者小路実篤、中野重治視点
いつの間にか、侵蝕者が消えていた
重治:「!?」
武者:「なに、これ……」
茂みの向こうから誰かが来た
武者:「だ、誰…」
???:「武者君!!」
???:「重治」
聞き慣れた、声
それなのに
武者:「里見…く、ん…(;ω;)」
武者:「あ“あ“あ“あ“あ“……しんじゃったとおもっだぁ〜…」
泣き崩れた
里見:「え、ごめん!💦こうなるって思わなかったから…」
一方
重治:「多喜二?」
多喜二:「嗚呼そうだが」
重治:「いや本当に多喜二?生きてる?」
多喜二:「誰が重治を置いてくんだ」
疑った
多喜二:「嘘だと思うなら抓るなり殴るなり好きにしろ」
重治:「…やっぱり多喜二だ…」
いつのまにか涙が出て来た
重治:「おかえりぃ〜(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)多喜二ぃ…」
ぽんぽんと頭を撫でられる
多喜二:「置いてくわけないじゃんかよ…」
重治:「多喜二ぃ…」
只々泣くしかできなかった
撤退
司書:「多喜二?!弴?!」
思った通りの反応だった
司書:「よかった…よくぞご無事で…」
泣きそうだ
武者:「取り敢えず…なにが起きたのか聞かないといけませんね」
司書:「あ、嗚呼…そうだね」
司書:「今回…沢山絶筆させた…失ったものは戻らない…けど、その人の思いまで…私たちは生きてかなきゃ」
里見:「ですね」
”范の犯罪”で佐藤春夫、“白樺”で梶井基次郎、“正義派”で江戸川乱歩と徳冨蘆花、暗夜行路で幸田露伴と正宗白鳥と泉鏡花
以上の文豪が絶筆したらしい
失ったものが多かった
けど
それでも
未来は待ってくれない