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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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え、に、妊娠?


「私、彼氏がいて、この前気持ち悪くて、生理も来てなくて、それで、調べたら、妊娠してて、それを彼氏に言ったら、SNS全部ブロックされてて、」


涙を流しながら消えそうな声で話す鈴瀬さんに胸が酷く痛む。


「そっか、そんなことあったんだね。よしよし。大丈夫、私がいるよ。」


そう言い、背中を撫でると私に抱きつき顔を埋めた鈴瀬さん。


そういえば、私も、こうやってお母さんたちに慰めてもらったことがあったなぁ、

懐かしい。


10分くらい経つと、泣き止んだのか、顔を上げた鈴瀬さん。


「ありがとう、助かった。」


ニコッと笑った鈴瀬さん。


___一瞬、天使が笑ったのかと思った。


「あ、連絡先交換して欲しいな、相談とか、したくて。」


「あ、うん!」


「ありがとう!また明日、!」


連絡先を交換し終わえ、帰って行った鈴瀬さん。


鈴瀬さんって、すごく顔整っているな…


ドキッ___


えっ…?今のドキは、何?


鈴音さんの事を考えたら、何故か胸が高なった。


い、今のはなんだろう…


すると、手に冷たい感触が伝わる。


雨だ、


せ、洗濯物っ!!


家に洗濯物を干しているのを思い出し、急いで家へ向かった。

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