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⚠センシティブ⚠♥️→💙
次の日――
渡辺はゆっくりと目を覚ます。
そこはベッドの上だった。
💙(昨日……ソファで寝たはずなのに)
💙(運んでくれたのか……)
少しぼんやりしたまま、リビングへ向かう――
すると、
♥️「おはようございます。昨日はごちそうさまでした」
♥️「キッチンお借りしてます」
そう言って、宮舘は朝食の準備をしていた。
💙「……いい匂い」
💙「最高の朝だな」
♥️「大げさですよ」
💙「いや、ほんとに」
💙(なんか……恋人みたいじゃん……)
自分の考えに、少しだけ照れる。
そのとき――
スマホが鳴った。
💙「……」
♥️「どうしました?」
💙「あー……同窓会の知らせ」
♥️「行かないんですか?」
💙「……」
少し間を置いて、視線を落とす。
💙「……行きたくないな」
♥️「どうして?」
💙「……」
渡辺はスマホを操作し、アルバムを開く。
そして、一枚の写真を見せた。
💙「これ、高校のときの俺」
♥️「……」
♥️「随分、垢抜けましたね」
💙「めちゃくちゃ努力したからな」
💙「昔はさ……あまりいい思い出、なくて」
💙「見た目変わって、ちやほやされるようになってから――」
💙「遊びが止まらなくなった」
♥️「……なるほど」
一瞬だけ、宮舘の表情が柔らかくなる。
♥️「じゃあ、見返してやりましょうよ」
♥️「今のあなたを、見せつければいい」
♥️「もし辛くなったら――」
♥️「私が迎えに行きます」
💙「……」
その言葉に、胸がぎゅっと締めつけられる。
気づけば――
渡辺は宮舘を強く抱きしめていた。
♥️「……少し、力が強いですね」
💙「……なんか、嬉しくて」
♥️「そうですか」
軽く肩を叩くその仕草が、優しい。
──────────────
~同窓会~
会場はすでに賑わっていた。
○○「え、あんな人いたっけ?」
○○「かっこよくない……?」
ざわざわと空気が変わる。
女性たちが、次々と渡辺のもとへ駆け寄る。
○○「久しぶり!えっと……」
💙「渡辺です」
○○「えええ!?!?」
一斉にどよめきが起こる。
○○「あの渡辺!?」
○○「変わりすぎだろ!」
○○「なにしたらそんなに垢抜けんだよ!」
会場は一気に盛り上がる。
○○「ねぇLINE交換しよ〜♡」
○○「わたしも!わたしも!」
一気に渡辺の周りに人が集まる。
そんな空気の中――
○○「でもさ、噂で聞いたんだけど」
○○「渡辺って今、遊びまくってるんでしょ?」
空気が一瞬で変わる。
💙「……え?」
○○「とっかえひっかえしてるって」
ざわつきが広がる。
💙「……」
言葉が出ない。
そのとき――
♥️「翔太」
静かに響く声。
💙「……え?」
振り向くと、そこに宮舘が立っていた。
○○「なに!?あの人……!」
○○「え、イケメン…」
♥️「その噂、事実ではありません」
落ち着いた声で、はっきりと言い切る。
♥️「翔太は――」
一瞬、間を置いてから
♥️「俺のことを、一途に想ってくれてます」
○○「きゃーーー!!」
会場が一気に沸く。
💙「……っ」
♥️「行きましょう」
そっと手を取られる。
そのまま、会場をあとにする――
──────────────
外に出た瞬間。
💙「……っ」
こらえていたものが、溢れそうになる。
♥️「渡辺さん…そんな顔、しないでください」
♥️「今日は、よく頑張りましたね」
優しくそう言われて――
渡辺は、ぎゅっと宮舘の手を握り返した。
💙「……ありがとう」
小さく、でも確かに――
本音がこぼれた。
──────────────
♥️「……二次会、俺の家でやりますか?」
💙「え、いいの!?」
♥️「この前、お邪魔させてもらいましたし」
💙「やったー!!」
♥️「こら、静かに……夜ですよ」
少しだけ呆れたように笑いながら、そう言う。
ふたりは並んで、夜道を歩いた――
──────────────
宮舘の家
💙「いやー、同窓会さ、緊張しすぎて全然飲めなかったわ」
♥️「ふふ……じゃあ、今からゆっくり飲めばいいですよ」
グラスに酒を注ぎながら、穏やかに返す。
しばらく、他愛もない会話が続く――
💙「それにしてもさ、宮舘さん、ずっと同じ会場にいたんだな」
♥️「心配で、見守ってました」
💙「……なにそれ、かっこよすぎ」
♥️「かっこよかったのは――」
一瞬、視線を合わせて
♥️「渡辺さんの方ですよ」
ふっと、やわらかく微笑む。
その表情に、胸がざわつく。
気づけば――
渡辺は、距離を詰めていた。
♥️「……こら」
唇に、そっと手が添えられる。
けれど――
💙「……それ、ずるい」
その手を優しく外して、
そのまま――唇を重ねた。
♥️「……」
💙「……宮舘さん」
少しだけ息を乱しながら、
💙「……したいです」
まっすぐ見つめる。
♥️「……」
そして――
♥️「今日は……どっちをやるんですか?」
💙「……」
視線を揺らして、
💙「あの夜みたいに……」
💙「俺を……っ」
潤んだ瞳。
その瞬間――
宮舘の表情が、わずかに変わる。
ゆっくりと押し倒される。
♥️「……まさか」
♥️「あなたに、ここまで狂わされるとは」
低く、静かな声。
💙「それ……こっちのセリフ」
再び、唇が重なる。
さっきよりも深く――
角度を変えながら、何度も。
次第に、舌が絡み合っていく。
宮舘の手が、そっと服にかかる。
ゆっくりと、ほどいていく。
♥️「……身体、真っ赤ですよ」
💙「……酒のせいでしょ」
そう言いながらも、声はわずかに震えている。
触れられるたびに、熱が上がっていく。
距離は、もうほとんどない。
───────────
💙「……んっ、…はぁ、っ…」
身体をなぞるように舐め回したあと、
♥️「解しますね」
宮舘の指が中へと押し込まれていく。
💙「あっ、…ん、」
中を掻き回される。
💙「んっ!…あっ、…だめっ…」
ビクッと何度も身体が跳ねる。
♥️「前より敏感になってますね…」
💙「……っ、宮舘さん…」
💙「はやくっ……」
その言葉に、理性が揺れる。
ぐっと腰を引き寄せる。
💙「んぁっ、……!?」
💙「はぁ、っ……きもちぃ、んんっ♡…」
──────
♥️「ここが…いいですか?」
💙「んっ、!…あっ、……そこっ…」
何度も気持ちいいところを突く。
渡辺は、ふと思う。
——あの時よりも、優しくて。
どこか、大事に扱われているような感覚に変わっていた。
けれど――
💙(俺のこと…どう思ってるんだろう…)
♥️(これ以上…踏み込んでいいのか)
どちらも、口にできない。
言ってしまえば、
この関係が壊れてしまいそうで――
最初に出会った夜よりも
ずっと近いはずなのに、
ずっと複雑で、
答えの出ない夜だった。
つづく。
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