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いつもより魔力や気の満ちる、満月の夜。
森の中にいた、昔よく家に寄りついていたクルグ。
焚き始めたばかりの、お香のほのかな匂い。
魔術を行うために造られたような地下室に、魔術に用いる道具一式。
必要条件が完璧に揃った場所に安置されていた、「何者か」に盗まれたはずの、ジークフリート殿下の身体。
……繋がらない、わけがなかった。
理由も目的も、想像の余地を出ないけれど、それでも、確信せざるを得なかった。
つまり、幼い私を残して突然姿を消した無責任な魔女は、10年の空白期間があっても、娘の頭の中などお見通しだったということだ。
もしくは──目論見通り、だったのだろうか。
「契約の破棄が完了した後──私が魔術で、ジークフリート殿下のお身体と魂を統合いたします」
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