ENDLESS GAME
第9章「新たな友達」
実海side
実海「~♪(鼻歌) さて、アザラシの水槽の方を探しますか‼️ アザラシ可愛い~‼️じゃなくて‼️…何かアイテム見つかるかな?」
(実海はゲームのキャラクターなので、予めプログラムされている台詞を話しています。)
実海「あっ‼️赤ちゃんアザラシ発見‼️…何か持ってる…あれは、プレートかな?何か書いてある…、アルファベットのE…かな?」
━「アザラシの赤ちゃんが持っている、アルファベットのEの書かれているプレート」を記憶しました━
実海「記憶されたわ…、他には何か無いかしら?」
〉赤ちゃんアザラシを観察する
お母さんアザラシを観察する
茜「⁉️突然選択肢が出てきた‼️…どちらか選択しないといけないのかな…?」
(しつこいですが、実海はキャラクターなので、選択肢が出てきた場合はプレイヤーが選択します)
茜「…まずは、赤ちゃんアザラシから観察させてみようかな…」
茜は、赤ちゃんアザラシを観察するを選択した。
実海「赤ちゃんアザラシが他にも何か持っていないか、模様がヒントになっていないかとか、もっと良く観察してみようっと‼️」
〉〉〉〉〉(何かが水槽内を動き回っている)
実海「何⁉️何かが物凄い勢いでこっちに近付いてくる‼️」
パリーン‼️(ホホジロザメが水槽のガラスを割る音)←何で居るの⁉️
実海「キャアアアア‼️((゚□゚;))」
獣医師「どうしてこんな所にホホジロザメが⁉️ (尻尾から麻酔を注射する) お嬢さん、大丈夫ですか⁉️早く、早く救急車を!」
茜「み、実海⁉️どうしてこんな所にホホジロザメが居るのよ‼️(茜、ホホジロザメに襲われた実海を発見し叫ぶ)」(プログラムされている台詞)
━その後救急車が到着し、実海は病院に搬送された。しかし…。━
茜「どうして…どうしてこんな事になったの⁉️私達、ただ水族館から脱出しようとしてただけなのに…こんなの嘘よ‼️実海、目を開けてよ…これは冗談だって言ってよ…ねぇ、実海~‼️」 茜は、冷たくなった実海を抱き締めながら叫んだ。(ゲームで設定されている台詞と行動になります)」
実海は、ホホジロザメに襲われてしまいました
GAME OVER
━BAD END━
茜「…はっ‼️ …選択肢間違えたら、BAD ENDになる事もあるのか…(それにしても、妙にリアルな演出だなぁ…。まるで…)」
???「まるで、現実世界であった出来事みたい…でしょう?茜さん。」
???「このアプリは、現実世界に近づけるように作られているからね。リアルな演出があるのは当然よ。」
茜「誰⁉️」
???「驚かせてごめんなさい。私、エリ。」
???「私は春美(はるみ)。宜しくね。」
茜「よ、宜しく…。ところで、何で私の名前を知ってるの?」
エリ「それはね…。私達がエスパーだからよ。」
茜「そ、そうなんだ~…。(棒読み)」
春美「…エリ、茜ちゃん引いてるじゃないの…。冗談よ。私達、最近あなたの隣のクラスに転校して来たのよ。」
茜「隣のクラスの転校生だったのね、驚いた~…。私、てっきり幽霊かと思っちゃったわ」
春美「幽霊…。私は確かに髪長いけど…、もしかして、貞○みたいに思われた⁉️」
エリ「そうかもね、これからは春美改め貞美って名前にしたら~?」
春美「エリ、後で覚えておきなさいよー‼️」
エリ「冗談よ、冗談。」
茜「あはは…。ところで、二人は何でここに居るの?…まさか、ゲームから出られなくなった…とか?」
エリ「ううん、たまたま茜さんと同じゲームをプレイしていただけよ。私達も脱出ゲーム大好きだから、”偶然”ほぼ同じ設定になったのね。」
茜「そんな偶然もあるのね…。そうだ😃💡ここで会ったのも何かの縁だし、三人で一緒に行動しない?」
エリ・春美「「良いよ。」」
茜「ありがとう!(さっきの声(見てるよ、ずっと。)は、エリさんだったのね…。学校とこのゲームの中で見てるよ、って意味だったのかな?それにしては…)」
エリ「茜さん?どうかした?」
茜「ううん、何でもない。」
春美「それじゃあ、もう一つの選択肢を選んでみましょうか。」
〉お母さんアザラシを観察する
実海「お母さんアザラシには、何かヒントが無いかしら…。うーん…。あっ‼️お腹のアザが何かの文字に…。あれは、アルファベットのP?」
━お母さんアザラシのアザ(アルファベットのP)を記憶しました━
茜「アルファベットのP…。どこかで使うのかな?」
エリ「そうかもね、あっ。実海さんsideはここで終わりみたいね。」
春美「アルファベットのPだけじゃ、分からないわね…。」
茜「確かに…。ところで、二人はここで何か見つけなかったの?」
エリ「鍵を持ってるペンギン🐧は見かけたんだけど…。アイテムは、見つけられなかったわ。」
春美「私は、実海がジンベイザメの水槽で見つけた写真たてを持ってるわ。三人家族👪(両親と4、5歳位の幼い娘が写っている)の写真が入ってるわ。」
茜「ありがとう。私は、実海が見つけた海豚のペンダントを持ってる。(実海が一緒に来た親友なのは共通してるけど、見つける物はみんな違うのかな?)」
春美「どこかで使えそうね。ところで、茜ちゃんはこれからどこに向かうの?」
茜「あっ、忘れてた‼️シャチの水槽に向かうんだった…」
エリ「シャチの水槽ね。私達もまだ行って無いから、一緒に行きましょう。」
三人は、改めてシャチの水槽に向かった…。
第9章 END
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