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ほい、2話目
おいこら、蛇足するなっての…
まぁ続きを思いついちゃったら書きたくなるんですよ!!
題名がパンケーキ論なんでね、もうちょっとそれぞれの論を書きたいな〜ってので、これだけは続けさせていただきます!
でもまぁ、前回の補足みたいな感じですね
…ということで物語に行く前の補足へ〜
・政治的意図はございません
・史実はほんの少しあります
・フランスさんとイギリスさんのちょっと不穏な話です
・主人公はイギリスさんです
・前回の続きのようなものです
それでは、いってらっしゃいませ〜
「それで?なんでパンケーキを?」
お茶会だと呼ばれて、せっかく来てやったら、まずはパンケーキを振る舞ってきたフランスにそう尋ねる
1枚しかなくて、薄いパンケーキ
バニラアイスが乗っていたり、ベリーが乗っていたり、美食処らしく着飾られてはいるけれども、厚みがないと少し残念に見える
「子供っぽいですね」
「まぁまぁそう言わずにさ、食べてみてよ」
フランスはそう言って、私を見てきた
私が食べるところそんな見たいです?
そんなことを思いながらも、ナイフとフォークを手に取って、パンケーキを程よい大きさに切って、食べる
さっぱりしたベリーに、冷たいバニラアイス、それらの味だけで、パンケーキは薄いからすぐ飲み込めてしまって口に残らない
おいしいけど、少し残念な感じだ
フランスならもうちょっと上手にやれるだろうに…
「…失敗作を食べさせたんです?」
じとーっとフランスを睨みながらそうやって聞く
それにフランスはひらひらと手を振って、言った
「いやいや、ちゃんと作ったよ!子供の頃のパンケーキって懐かしいなぁって思いながら作っただけで」
「なら装飾も無くせば良かったのに…」
「そこはさすがに…ね?」
…世界三大料理の国だからって気張っているのだろうか?
目を逸らして、そうやって言うフランスを見る
ふっと嘲笑うように微笑むだけ微笑んで、パンケーキに目をやる
自分が作れないもの、それだけとしか言えない
別に自分は料理ができない代わりに別のことが上手くできるからいいのだが
…あぁ、でも…アメリカに振る舞った時においしいって言ってくれたな
「久し振りに振る舞ってあげましょうかね…」
そう言うと、フランスがギョッとした顔をした
「イギリスの作ったパンケーキはいらないからね?」
「貴方に振る舞うつもりはありませんよ、ナルシストですねぇ」
「ねぇ、誰に振る舞うつもりなの?」
少しイラッとなる
せっかく構ってやったのに無視されて、フランスに真面目な表情でそう聞かれたのが面白くない
「アメリカですよ」
どうでもよさげにそう言って、パンケーキを切って口に含む
「…アメリカならなんとかなるか」
そう言ったのに、頷きながら、パンケーキを食べていく
するとフランスが独りでに話し始めた
「そうそう、このパンケーキ作ったのはね、アメリカとカナダくんが仲良く食べてたの見たからなんだよね」
…いつの間にかそんなことしてたんですね
仲がいいこと…
「それで食べ方見ててさ、ナイフを使わずフォークで刺して一口…テーブルマナー教えてないのって思ったよね、紳士なのに」
こいつ…
パンケーキをちゃんと咀嚼してから反論する
「もちろん教えましたよ、あのバカそんなこともやってないんです?」
「へぇ、じゃあ教育不足か〜…、ちゃんと教え込んでこそ君の子だろうに」
「はぁ…、再教育できたらいいんですけどね」
反論に少し困って、そう言うと、フランスは別の話を切り出してきた
「でもさ、こんな見方もあるでしょ?」
また私の言葉無視して…とは思うが話が気になって、止めないことにする
「僕らはパンケーキ一つに取り合いになっちゃうし、仕方なくで勝手に切り分けて貰ってったけど、アメリカは一口で全部貰っていっちゃう…アメリカはそれだけ強くなったから、何もしなくても貰えちゃう訳だ」
「…ただアメリカが食いしん坊なだけでしょう」
「そう思うならそれでいいよ、だって僕の考え方だし」
もちろん意味は分からなくもない
「…例えが芸術的だと言っておきましょう」
「えー、そこは美食の国として良いって言ってよ〜」
…つまるところ、フランスはパンケーキのことを土地として見てるわけだ
未開拓の土地は私たちはもちろん争いにならないように、それでいて先着順に取っていくわけだ
時間をかけて食べたくないから切り分けて、さっさと食べてしまえばもう自分のもの
そんなこと考えてるから、パンケーキも切って食べるんだって言いたいんだろう
アメリカだって昔はそうやって食べてたはずだ
今はなぜか切り分けず一口で食べてるようだけれど…
…あんまり甘やかした思い出はないんてすけどね
アメリカは子供っぽいだけだと思いたいものです
あぁ、でも、もうすっかり私を越してしまったんですよね
なら、テーブルマナーを教えることはないんでしょうね
「…ごちそうさまでした、悪くない味でしたよ」
そう言って立ち上がる
パンケーキを振る舞いたかっただけだろうし、お茶会は終わったと思うから
「ん、食べてくれてありがと、…またね」
フランスは引き留めずにそう言って、手を振ってきた
帰るのだからそれでいいのだけれど
少しだけ手を振り返して、スタスタと歩いていった
アメリカの家を訪ねに行こうかな、なんて思いながら
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コメント
1件
おつかれさま!2話も読了したよ。 今回もイギリスさんの皮肉とフランスさんの余裕のバランスが絶妙で、すごく好きな掛け合いだった。特に「パンケーキ=土地」の比喩が芸術的でしょってイギリスさんに言わせるところ、こっちまでニヤッとした。アメリカの一口食いの話も含めて、歴史を感じさせるのに重くなりすぎないのが上手いな。 続き気になるし、アメリカにも会いに行ってあげてほしい笑 更新いつもありがとう!