この作品はいかがでしたか?
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🖤サイド
🖤「それって学校も一緒ってこと…?」
💚「うん。そうなるね。ニコニコ」
🖤「マジか…。」
💚「とりあえず下行こっか?」
🖤「うん…。」
いや、別に嫌な訳じゃないよ⁉︎
でも、1人が普通だから慣れなくて…。
それから、朝ごはん食べて身支度して…
学校に行く時間になった。
🖤「母さん、行ってくるね。」
💚「行ってきます…。」
…………………………………………………
💚「じゃあ、職員室に用事があるから…。」
🖤「うん、じゃあね。」
そっか、学校は一緒でもクラスは一緒とは限らないんだ。
じゃあ、大丈夫かな…。
モブ1「おはよう〜!目黒くん?」
🖤「あ、おはよう…。」
モブ2「あれ〜?元気ないじゃん。」
🖤「いや、別にそんなことは…」
モブ1「そんな態度でいいの?」
モブ2「もしかしてまたやって欲しいの?」
🖤「いや…。」
モブ1「その態度がムカつくって言ってるんだけど。ニコ」
💛「ちょっと何やってんの!」
その時後ろからそんな声が聞こえた。
💛「めめ、大丈夫?」
🖤「岩本くん…。」
💛「何もされてないよね?」
🖤「うん、まだ何も…助かった。ありがとう。」
💛「大したことないよ。」
俺は学校でいじめられてる。
これは母さんにも言っていないこと…。
だから亮平に同じクラスになってほしくない。
でもなぜだろう嫌な予感がする。
💚サイド
蓮くんと別れて職員室に向かう。
💚「失礼します。」
先生「あ、君が阿部くんだね。ニコニコ」
💚「はい。」
先生「早速だけど阿部くんは2年2組に入ってもらうから。」
💚「はい。」
先生「安心して、目黒くんも同じクラスだから。」
💚「そうなんですね。」
蓮くんも同じクラスなんだ。
じゃあ、少しは安心かな…。
先生「じゃ、教室行こっか。」
先生にそう言われて一緒に教室に向かった。
🖤サイド
教室に着いても特に話す相手もいないからすぐに席に着く。
朝の教室はいつも騒がしくてすごくうるさい。
ガラッ
先生「みんな静かに!」
先生「今日からこのクラスに転校生がきます、入って!」
え…嘘。
💚「あ…はい!」
聞き覚えのある声がした。
💚「あ…えっと阿部亮平です、よろしくお願いします!」
🖤「…っ!」
やっぱりその声の正体は亮平で。
終わった…。
何よりも自分の問題に家族を巻き込んでしまうのが嫌だった。
コメント
2件
やっぱりめめは優しいな〜!