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不在証明の作り方

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不在証明の作り方

1 - 不在証明の作り方 プロローグ

♥

12

2025年12月22日

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放課後の校舎には、ガラスを叩く秋の風の音が満ちていた。

私――宮桜子は、文学部の部室に一人残っていた。何気なく部室を見渡すと、一番後ろの机の上にノートがあった。机の上には、薄く埃を被った古いノート。タイトルは《学園殺人事件》。


「誰が書いたの、これ……?」


ノートの表紙には、日付が記されていた。

昭和63年・11月7日。

奇妙なのは、そのノートに書かれている「登場人物」の名前がすべて、今の私たち文学部のメンバーと一致していたことだった。


被害者:宮桜子

容疑者:石田仁人、坂口すみれ

探偵役:宮桜子

犯人…????



……おかしい。

私はまだ死んでいない。

だが、そのノートの中では、私は校舎裏の焼却炉で焼死体として発見されていた、ことに

なっているらしい。


ページをめくるごとに、ノートの中の「事件」は、これから起こる未来を正確に予言しているように見えた。

そして─最後のページの端に、小さく、こう書かれていた。






《この事件を防ぐ方法は、まだ見つかっていない》




不在証明の作り方

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コメント

8

ユーザー

これが初投稿……?!うますぎるよぉぉ!ミステリー系何気に初めてみたかも!

ユーザー

上手すぎる…!え⁉まじ小説家なれるんじゃない⁉やばいすぎる…!!

ユーザー

え!めっちゃ上手すぎない?!これが初投稿?!

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