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気持ちの向こうの彼方

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気持ちの向こうの彼方

1 - #1 あの夏が前を切る

♥

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2025年08月01日

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『また、会う日まで』



『どれだけの月日が経とうと、俺は待ってる』





そう打ち明けて、かれこれ何年が経っただろう。


立派な大人にも関わらず、今だにこいつは元気にも程がある。

なんせ、俺の知ってる人全員と競っても足の速さだけは負けないもんだ。


俺の周りには異次元な奴が死ぬほどいると言うのに……

こいつは化け物なのか?



……まぁ、そういうところもこいつらしいもんか。









「おいひ〜〜〜〜っっ」



なんやらありいつものところで食事するハメになる。


こいつが食べてるところを見るとなんとなく昔を思い出すな…




「…ほんとお前食べても太らないよな(真顔)」


「まぁ運動してるんで!!!」



運動しても太る奴は太るくね、知らんけど




「ほんと最近の子は顔がいいよね」


「そりゃまた俺が不細工って言ってるもんじゃん」


「ええ!?」



「……あいつら人間年齢に加算したら俺らより年下だもんな」


「ほんとびっくり!!でもラヴくんとかは私たちに近いんでしょ!?」

「まぁ多分。あの身長だし信じられないけど(オイ)」






カランコローーン




「分かるこのゲーム面白いよねぇ!!」


「だよね!?僕この前始めたらハマっちゃって〜────」




「うぎっ!?!?」


こっちを見ながら叫ぶな…



「なんでいるのさ!!!」


「こっちの台詞」

「たいっけー!!!」



「奈々美味しそうなもの食べてる!!!」


「それ新メニュー!?」

「8月始まったから多分そうじゃないかな〜」



…馴染みすぎだろこいつら


黒髪眼鏡に至っては未成年だよな!?

若い……(そこか)





「ギャッ変態羽瑠人!!!!18歳の女の子をジロジロと…」


「はぁ!?!?」



「なんかラヴみたいだね」


「………」

ラヴ…みたい…???

どういうとこが…?(((



「あぁ話し方が?」

「そうそう」



話し方……


「別に誰でもこうじゃないからな 」

「知ってるよ?」

「お前はな」



「奈々ちゃん私にもちょうだい〜」

「う〜ん、あげたらもったいないし奢ってあげるよ〜」

「ほんと!?」


「年下だからって… 」

「あはは」







「槭の樹って随分でかいんだよな」


「そうだね、僕のとこのは一段と大きいよ」

「あ、あるんだっけ」


「うん。事あるごとにその場所に樹があったし」


「事あるごと……か」

「何それ、私が不吉みたいじゃん……」


「……」


少しだけ会話が止まる。

他愛のない、とは言い切れない会話が。




「槭は運命を信じる?」



「……え、」


「運命?」



「……運命を捻じ曲げようと思ったことはある。」


「でも無理だった」

「…内容によっては信じると思うよ」



「僕もそうだよ」

「根拠がすごそうだったら私も信じる!」

「…まぁ大体な」





「…それで、なんで?」



「…見つけに行こうと思って。」





昔の僕を!














「 気持ちの向こうの彼方 』





〜8/3完結


一気完結記念





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はじまり、はじまり。

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