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…パチ
俺は目を開ける、あぁ。そういえば寝ていたな。どのくらい寝ていたんだろう?
[16:43]
俺が寝たのが大体14:30やから…あ結構寝たんやな⁉︎
「ふわ…」
起き上がって仕事部屋に向かう、そして偶然、とある奴と出くわした
「あれ、トントンさん。どうしたんですか?」
「ショッピ君か。ちょっと眠くて寝てたんや。どうしたんこんな事で?」
俺はショッピ君に向けて腕を組みながら問いかける。
「あぁ。俺は書類の報告に来たんですよ、とゆう事でこれがその資料っす」
「あぁ、そうやったんやな。すまんすまん」
俺はショッピ君から書類を受け取りざっと期限に間に合っているかを確認する。…うん、全部間に合ってんな、流石やわ。
「了解、確認しとくな」
「はい、お願いします」
そう言うとショッピ君はそのまま俺が来た方へと歩いていった。
俺は部屋に入り、ショッピ君からの書類を一枚一枚確認していく。
ペラ
「…ん?」
俺は一つ、不思議な資料を見つけた。
「…登呂月寺とは…?」
登呂月寺…?さっき大先生と話してたやつか?…なんでこんなものをショッピ君は持ってきた?
「…見て、みるか」
少し心臓が鼓動するのが早くなったのを感じる。怖いのか?分からない
登呂月寺はE国とR国とS国とA国の真ん中にあるお寺であり、国同士の条約ではR国のものとされています。
登呂月寺には玉藻衣様と呼ばれる御狐様がおり、御狐様に見入られると神隠しに遭うと言われている。
尚、御狐様に気に入られない者は体調を崩し、最悪死亡するケースもあったそうな。
「…なんや、これ」
そういえば…R国ってショッピ君とシッマの故郷よな?
なんか関係あるんやろか…?
ま、まぁいい。後で鬱先生辺りに見てもうか…
「…はぁ、んで…ショッピ、とんちには話してないんやろな?」
ただ一つの個室で、青い無能の声が響く。それに答えるために紫のヘルメットを被った少年は言った
「ええ。“渡し”はしましたけど“話し”はしてないっす」
と笑って己の声を響かせる
「アイツは元々憑かれやすい体質やったんやろ?」
「そうっすね。てか兄さんも知ってるでしょw」
「まぁそーやけどw」
2人の声が部屋内に渡る。
「なぁ、ショッピ君」
「なんすか?鬱兄さん」
鬱は息を飲み
「チーノが来たらまた三人で飯食べにでも行こうぜ」
「賛成っす」
そして青い無能の鬱と紫のヘルメットを被った少年ショッピはこっそり部屋で約束をしたのであった。
登呂月寺、別名『神隠しの寺』
そこで1人、オレンジの瞳を持つ少年は笑って呟いた
「青と紫がそろそろ迎えに来そうだな。橙である俺の事を」
ただ1人。空へ手を伸ばしそう呟いた。