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無二が帰るのを見届けて、小湊は自分のボロアパートに帰ろうとした時、携帯がなった。
「城ケ崎さん、久しぶり」
「小湊、ずいぶん経つが無二の超能力はみたのか」
「半グレたちをけしかけた時に大猪を操作してるのは見れたよ。他にも技がありそうだから様子見してるんだけど」
「大猪をか。なかなか強力な超能力のようだ。早くおれのもとに連れてこい。無二を京極組に入れられたらかなわん」
「はーい」
LINEが送られてきた
城ケ崎はラグジュアリーなホテルにいるようだ。無二のために一棟まるごと借りているという。
小湊は無二の家の合鍵をもって(道場のロッカーにあずけてる時にコピーした)無二の家にしのびこんだ。
無二ははだけて寝ていた。
無二は体が重くなるのを感じた
(何で?動けない…)
無二は目を開けると小湊が無二に馬乗りしていた。
無二は両手首はつかまれていて太ももにのられていて動けなかった
「えっ!どういうこと!?」
「こんばんは、お邪魔してるよ」小湊がへらへら笑う
「何でここに!?」
「何でここにって自分の胸にきいてみたらどうだい。それにしても、寝てるときはずいぶん無防備なんだね」
「夜這いですか!?」
「何で僕がそんなことしなきゃいけないわけ?」
小湊は開眼した。冷たい目で見られた
「無二ちゃん、技を使いなよ」
「なんの技?」
「とぼけないでよ。君が超能力を使うのを知ってるんだよ」
「や、そんなのもってないです、ぐふっ…」
小湊は無二の首を絞めた
「こんな細い首、すぐ折れそうだよ」
無二が苦しそうにあばれた
「早くしないと死ぬよ?」
小湊は笑顔だった
無二はぼやけてきていた
「あれっ、開いてるじゃん」
守若が勝手に無二の家に入ってきていた
ミルクをおすそわけにきたらしい。
危機一髪だった。小湊の手がゆるんで無二は咳をしながらぜいぜいした
「助けぐふっ」
小湊は無二の首を片手でつかんで立ち上がらせた
「俺の伝説の女に何しやがる」
守若が包丁で小湊に襲いかかる
「うわ、竜巻みたい。でも全部かわしてあげる」
凄まじい足さばきで小湊は守若の連撃を回避する
小湊は家で戦うには狭いからと家をでた。守若が追う
守若と小湊は刺しあい、血だらけになっていった。
このまま死ぬまで戦い無二を引っ張る力はないと判断した小湊は一旦逃げることにした
「いたたた」守若は無二の玄関先に座り込んだ
無二は急いで手当てした
「守若さん、大丈夫?」
「無二が一人でいるのは危ないから俺の家にいこ?」
「えっ…はい」
無二は守若と寝るのをイメージして照れた