コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
窪田は俺をいい奴だと言う。
なぜか。
どう言う根拠でそんな不確かなことを言うのか。
不思議でたまらなかった。
その後あいつらで俺の討論をしていたがこっちはそんなものどうでもよいとトイレへ逃げ込んだ。
5時間目。
変わらず授業を受けていると隣から手紙が回ってきた。
さっきのことであろうか、
恐る恐る開けると。
「放課後コンビニでも寄ろうぜ。」
ナント、コワイ。
俺はこの東京都世田谷区用賀に生まれてそんな大層なことをしたことがなかった。
ましてや友達とやらと放課後遊ぶなど…田舎もんがするものとばかり思っていたのである。
驚き混じりに窪田を見ると彼は意外にも平然としている。
さすが馬鹿。
先生に見つかっても知らないと思わせる澄ましたアホ顔。
俺は窪田に手紙を寄越した。
「いいよ」