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_____翔太実家。
翔太「ただいまー!」
翔太母「おかえり!あら?」
美柚「あ…は…はじめまして…!」
翔太母「ふふふ(笑)はじめまして。翔太の母です。」
美柚「あ…えっと…」
翔太「母さん。こないだ話した彼女。ちょっと緊張してんだよ(笑)」
美柚「すみません…七瀬美柚です。」
翔太母「美柚さんね!よろしくね!さ、ほら、上がって?」
翔太「いこっ?」
美柚「は、はい…お邪魔します…。」
リビングに案内され、入ると、そこには、お父さんと、妹さんがいた。
翔太妹「あ、おかえりー。兄ちゃんお年玉はー?」
翔太「一言目がそれかよ!(笑)」
翔太父「おかえり。そちらのお嬢さんは?」
翔太「あ、紹介するよ…彼女の美柚。」
美柚「は、はじめまして、七瀬美柚です。」
翔太父「あー、母さんが言ってたな。翔太には勿体ないなぁ(笑)」
翔太妹「ほんと、もの好きもいるもんだねー」
も、もの好き…
やっぱ歓迎されてないよね
いきなり来て…
てか、もの好き?元アイドルだよね?(笑)
翔太母「こら。そんな言い方失礼でしょ。」
翔太「ほんと、失礼だよねー」
翔太妹「だってそうじゃん?美柚さんだっけ?」
美柚「はい…」
翔太妹「めめとか、ラウとか、まだいるじゃん!」
翔太父「お前なぁー、そんなお兄ちゃん取られたからって、妬くなよー(笑)」
翔太妹「はぁ?ないない。美柚さん、かわいいから、めめとのほうがお似合いだなぁって。」
美柚「いや、そんな…」
翔太母「ごめんなさいね、こんな言うけど、お兄ちゃん大好きなのよ(笑)」
翔太「お前、お年玉やらねーぞ。」
翔太妹「( ゚∀ ゚)ハッ!……それはだめ。お兄ちゃんが1番カッコイイよ?うん!」
翔太と妹さんは、あーだこーだ言い合ってる。
けど、翔太の表情がすごく柔らかくて。
みてるだけで、仲良いんだなぁ…ってわかる。
私一人っ子だし…
なんか羨ましいな。
翔太母「美柚さんは、兄弟は?」
美柚「わたし、一人っ子でして…なんかちょっと羨ましいです…」
翔太母「あら、そうなの…」
翔太父「ご両親は?」
美柚「……2人とも他界してまして…」
翔太母「えっ…」
翔太父「すまないね…変なこと聞いて…」
美柚「…いえ…大丈夫です。」
翔太母「そうだったの…」
美柚「すみません、なんか重いですね、話…」
翔太母「え?いや、私たちは大丈夫よ?美柚さんが辛くないかなって…」
美柚「大丈夫です。今は…」
翔太母「そっか(^^)身体の方は大丈夫なの?」
美柚「えっ?」
ん?どういうこと?
翔太母「入院してたって翔太が…」
美柚「え?あ…はい…まだ通院は定期的にしてますけど、翔太さんや、色々な人に助けられてます。」
翔太母「そう。あ、涼太くん元気?」
美柚「はい。元気です。あ、そういや、よろしく伝えてって…」
翔太母「よかった(*^_^*)」
話してるうちに、ほどよく緊張は解れた。
翔太の小さい頃の話もたくさん聞かせてもらった。
優しいご両親だった。
翔太は妹さんに甘いし、弱いみたい(笑)
なんか知らない1面をまた知れて嬉しかった。