何気ない日常の風景で、私と尊さんの間に元気な子供がいる。
男の子かもしれないし、女の子かもしれない。
両親に愛されて幸せな、元気いっぱいの子だ。
多すぎるお金より、親子で幸せに過ごせる環境と時間がほしい。
皆で美味しいものを共有して、色んなところに行って、イベントも家族で楽しみたい。
彼は理想の父親になろうと努力するだろうし、私も子供を幸せに育てられる母親になりたいと願っている。
二人とも家族全員がそろった理想的な家庭を知らないけれど、私たちならきっと思い描く〝理想の家族〟に近づける。
確信した私は、ポロッと涙を零して尊さんに両手を伸ばした。
「……っ、幸せに、――なろうね……っ」
私の体を貪っていた尊さんは、腰の動きを止めると両手で私の手を握り返してきた。
たっぷり汗を掻いて息を荒げた彼は、しっかりと頷く。
「世界で一番幸せにする。……っ、お前も、子供も」
彼も子供の事を考えていたと知り、私は涙を流しながら破顔する。
「うん……っ」
そのあと、身じろぎすると尊さんは私の意図を汲んでくれ、仰向けになった。
私は乱れた髪を耳に掛け、彼の腰の上に跨がる。
「気持ちよくなって」
そう言ったあと、私は尊さんの両手を乳房にいざない、彼の体の両側に手をつくと前後に腰を動かし始めた。
私はグチュッグチュッと濡れた音を聞いて自身の興奮を高めると共に、彼の下腹に淫芽を擦りつけて悦楽を得る。
「……朱里、胸」
彼の求める事を察した私は、上体を倒して彼の口元に乳房を寄せた。
尊さんはタプタプと乳房を揉んだあと、左右の乳首それぞれにキスをし、両乳首を寄せて同時に吸ってくる。
「あぁっ、あんっ、ん……っ」
甘ったるい声を上げて彼の体に身を預けようとした時、尊さんが両手で私のお尻を掴み、猛然と突き上げてきた。
「んぁあああぁっ!!」
耐えきれなくなった私は尊さんにしがみつき、ガクガクと全身を震わせる。
太く硬い肉棒で膣肉を擦られ、最奥を何度もノックされて、私は尊さんの目の前で呆けた顔をさらして涎を垂らしてしまった。
「エロ……」
うっすら笑った尊さんは一旦動きを止めると、私をうつ伏せにさせ、ぬるついた蜜壷にドチュンッと屹立を突き入れる。
さらにベッドとお腹の間に手を入れ、秘玉を撫でてきた。
「っあぅううっ!」
「朱里、沢山達って。お前が感じてる姿を見たい」
耳元で囁いた尊さんは、私の淫玉を撫でながらドチュドチュと最奥を突き上げてきた。
「~~~~っ、んあぁあああっあーっ!」
私は吠えるような嬌声を上げ、ベッドに押しつけられて身動きが取れない状態でビクビクと痙攣し続けた。
本能的に逃げようとしたけれど、足はシーツの上で滑ってしまう。
手を伸ばして枕を掴んだけれど、それも尊さんに縫い止めるように握られてしまった。
「んぁああああっ、――――ぁっ、あぁあああ……っ!」
――もう駄目……っ!
意識がフワッと浮かび上がって真っ白になったと思うと、私はジョパッと愛潮を漏らして派手に絶頂してしまった。
「…………出る……っ」
同時に尊さんが耳元で低く唸り、胴震いした。
――あ、達ってくれた……。
私は彼が絶頂した事を知り、頭の奥をジィン……と悦びで痺れさせる。
お腹の中で大きく膨らんだ肉棒がビクビクと震え、最奥に精液を吐き出しているのを想像し、うっとりと微笑う。
同時に、彼がきちんと避妊している事を思いだし、ほんの少し寂しさを覚えてしまった。
(尊さんとの赤ちゃん、ほしいな……)
彼に抱き締められ、深く繋がっているのに、私は寂しさを覚えて涙を一粒零した。
「……ん……」
意識が浮上し、私は小さくうめいて目を覚ます。
身じろぎすると、ポンと頭を撫でられた。
「みこと……、さん……」
ムニャムニャ言いながら彼のほうを向くと、薄闇の中で尊さんが微笑んでいるのが分かった。
「もうちょっと寝ろ」
「はい……」
尊さんが側にいると知った私は、安心して目を閉じ、彼に抱きついて眠りの淵に意識を落とした。
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コメント
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尊さんの口から子供って出てきたね☺️そして朱里ちゃんの事どこまでも愛おしくて仕方ない優しい尊さん💝