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希望の瞬き

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希望の瞬き

2 - 第2話 事実

♥

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2022年02月13日

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「おはようございます」

想良さんと別れて会社に着いた。多田市は都会みたいなもん。いわゆる新宿とか。

「七瀬さんおはようございます、今日も頑張りましょうね」

あの顔どこかで…。うーん誰だったっけ?。

「松木…」

「想良さん…ですか?」

うーん絶対違うと思うけど…。

「…そうだよ」

え、まじで?。似てる顔だと思ったら!。でも同居とか来たら本当に嫌です。


「お疲れ様です七瀬さん」

「これ、コーヒーです」

コーヒー?別にいらないけど。お茶で十分だもん。せっかくだから飲むか…。

ごくごく…

ん?甘い…。これ、ガムシロップと砂糖で混ぜたのかな。

「松木、ありがとう」

「いいですよ、お礼なんか結構です」



トコトコトコ…

「…はぁしんどい」

想良とは離れ、家に戻る。普通なことばっかりの方が私にとっていいです。

ガッシャーン!

何!?。もしかして…?悠里はあの人だと思った。

「あのぉ、大丈夫ですか?」

もう家行くか…ゆっくり休んで。そう思ったら、突然、ガシッ!!と音がした。

「…助けてください」

「今…本当に動けなくて、無理なんです」

「!?想良さん?」

「想良さん?なんだそりゃ」

その人は想良さんではなかった。

「家がありません。とりあえず噛みません」

「えっと…名前は…?」

「葉月零(はづきれい)」

「1年お世話になってもいいですか?」

まさか、同居?いわゆる仮の同居なのかな?。

「わかりました」

私、同居すること認めちゃったよ!?。本来はダメなのに…。

「さぁどうぞ家に」

「カップ麺でもいいので…」

「いや、私は手作りの残り物があるのよ!」

「えっ!?いいんですか?」

おっと名前を言わないと零くんがわかってくれないかも…!

「あっ、名前は七瀬悠里、1年よろしくね」

「もしかして、先輩ですか!?」

「先輩…?」

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