やべえ🏢受け以外の作品初めて書くんだけど!!!!
最近ドキドキ文芸部っていう鬱ゲーにハマってるので
そのシナリオをお借りしてhrfw書きます
全然メリバでもないただの救われないお話
最近、不破さんの様子がおかしい。
収録や控え室で僕の事を避けるように動いたり、時にはもちさんや社長と話す僕をなんとも言えない視線で見たり。
そんなのが一ヶ月前から続いてる。さすがに気になる。
今日の収録終わりに聞いてみよう。
「ねぇ、不破さん。今日収録終わり、話いいですか?」
『……っ、おう。 』
収録が終わったあと、もちさんと社長には協力してもらって早く帰ってもらった。
【じゃ、お疲れ様でした。僕は久しぶりに配信するので。】
《あ、ここの控え室あと1時間は使われないらしいですよ。ゆっくりするならしてくださいね。》
……さすが社長。ガキと違ってなんか察してくれてるな。
「……それで、不破さん。最近僕を避けてる理由、教えてください。」
『え、っと……気分?』
「嘘下手すぎです。正直に話してくれませんか?」
不破さんは暫く悩んだ後、口を開いた。
『……これから言う話は、聞いた後に全部忘れてくれ。本当は俺の中で消化しなきゃ行けない問題やから。』
「はい。」
『おれさ、重度の鬱病なんや。』
「……え、」
『あと、お前の事が好き。』
「え、?」
『はは、バカだよな。でも最後まで説明させてくれ。』
『…甲斐田は、起きる理由が見つからない朝ってあるか?どうしても明日を迎えたくない夜ってあるか?』
「……」
『無いよな。甲斐田は酷く優しいから。でも俺は甲斐田じゃなかった。』
『甲斐田に会える日は、特にそうやった。会ったらまた甲斐田のことを好きになってまうし、甲斐田が他の人……社長とか、もちさんとかと話してるの見ると、どうしても胸が張り裂けそうになるんや。』
『俺らは配信者だし、インターネットとかいう場所で働いているただの同業者。そんな俺らが付き合ってしまえば、炎上するのは確実。だから諦めようと思ってたのに……気付けば今は、好きすぎて死にたいくらいには好きなんや、お前のこと。』
『なぁ、甲斐田。こんな俺を拒絶してくれ。いっそ一刀両断して、俺の淡い期待をこの機に打ち砕いてくれよ。』
「……不破さん。」
『なんや、』
「……好きです。」
『へ、?』
「いや、同じ気持ちとは思ってなかったです。僕と付き合ってください。」
『…ほんと、?』
「ほんと。でも一つだけ約束して。絶対僕から離れないで。」
『……』
「絶対にもうそんな思いさせない。不破さんが不安になることしない。絶対に誓うから、不破さんも僕が不安になることしないで。」
不破さんの近くに行き抱き寄せる。
『…俺で、いいのか?』
「いいから言ってる。」
『そっ、か。』
『……おれ、幸せ、やなぁ。』
「ね、不破さん。あしたやすみ?」
『休みやで。』
「じゃ、一緒に出かけましょうか。」
「僕がデートプランを考えます。絶対に楽しませます。」
『ふ、童帝のお前に俺を楽しませることできんのか、?w』
「失礼な!出来ますし!」
こんなに不破さんが重いものを背負ってるのは、予想外だった。
でも、これからは友達でもなくユニット仲間でもなく恋人。その荷物を僕も共に背負っていくんだ。
絶対に離さない。絶対に元気つけて見せる。
次の日、電話もメールも繋がらず、不破さんの自宅に行くと、
不破さんは自室で首を吊っていた。
は、?なんだよこれ。
昨日、結ばれたばかりなのに。
不破さん、なんで、?
机の上に、「甲斐田へ」と書かれた三つ折にされた紙が置かれていた。
中を開くと不破さんの字でこんなことが書かれていた。
甲斐田へ
俺と連絡が取れないとなったら、きっと優しい甲斐田は俺の自宅に来るのだろう。
そんな事を思ってこの手紙を書いている。
まず、ごめんな。
俺は、俺の想いに耐えきれなかった。
甲斐田が付き合った日の夜、やっと起きる理由が見つかる。そう思ってベッドに入ったんだ。
でも、俺の無駄な想像力が邪魔をして来たんだ。
甲斐田と会ってない一分一秒が不安で仕方ない。
俺にすがる姫の気持ちってこんなんなんやな、って実感した。
なんせ甲斐田は俺より素晴らしい人が沢山いるから。
付き合ったら甲斐田に迷惑をかけるし、俺はこんな俺は大嫌いだから。
俺はいつか無くなる甲斐田との幸せより、結ばれても期待できない明日を失う選択を選ぶ。
最後に幸せな夢を見せてくれてありがとう。
大好きやで。
不破
「っぅ”……っ、ぅ”ぁ”あ”あ”あ””ッッ、!!ふわさ、ッ”ぅ”う”っ、」
その手紙を見て、その場にしゃがみこみ号哭する。
僕は一体、何を分かったつもりでいた?
不破さんは、自分の思いを打ち砕いて欲しい、そう言っていた。
世間体を気にして、僕のことを気にして、誰よりも優しい選択を取ってくれたのに。
僕は何をしている?何故無理やり引き寄せて独りよがりの幸せを作った?
どうして不破さんを最優先に考えられなかった?
不破さんを気使っているように見せ掛けて、1番苦しめたのは僕じゃないか。
不破さんをロープからおろし、ベットに寝かせる。
「ふわ”さ”ッ……ゥ”うっ、……」
目は半開きになっており、色素が少し薄くなっている。
こんな姿になっているのに、なんて美しいんだろう。
でもこの人は、もう二度と戻ってこない。
僕のせいで。
絶対に。
絶対に。
絶対に。
絶対に。
絶対に。
絶対に。
絶対に。
絶対に。
美しい彼に、ひとつのキスを落とした。
何を書いているんだ私は
☆この投稿を見てドキドキ文芸部が気になったそこの君へ♡♡☆
☆寿司から結構ガチめの警告やぞ☆
ドキドキ文芸部はホラーゲームです。
自殺、自傷、闇、嘔吐、ホラー、なんでもあります。マジで怖いです。トラウマレベルで。
実際にプレイする時やYouTubeで動画を見る時は精神が安定している時に見ることをお勧めします。
内容に影響を受けやすい人、心臓が弱い人の視聴やプレイは本当に辞めといた方がいいです。
まあ気になる人は普通に神ゲーやし覚悟決めて見るとええで
コメント
5件
はまちさんのtykgもめっちゃ好きなのにっ……この語彙力でなんて神作を書いてるんですか😭😭体の違うところに刺さって抜けない……
〜はまちの超やんわりとした解説〜 🥂➝🌞のことが好きすぎて鬱っちゃった人 付き合いたい。でも炎上するしきっといつか🌞は自分よりいい人を見つける。から俺は必要ない。 そう思ったらしいです。 🌞➝🥂の為に決めた決断が全て空回りした人 🥂が僕を求めてくれてる。🥂を救えるのは僕しかない。そう思って告白したそうです。 🌞がこの後どうなったのかは……誰にも分かりませんね