テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
※ダメ絶対。
最近、誰かにつけられてるというか見られてる気がする。
ふとした瞬間に感じる視線。
パッとそっちを向いても誰もいなくて。
初めは気のせいとか勘違いと思っていたのが次第にそうじゃないって思えてきて。
どうして男の俺なんかに、と寒気を感じていた。
見た目で言えば1番されづらいと思ってたのに。
ありきたりだけど隠し撮りされた写真や、筆跡が分からないようにぐちゃぐちゃに書かれた手紙。
内容は一度だけ読んで、その気持ち悪さと恐ろしさで次から届いたものは開けもせず捨てた。
疲弊していく心身にみんなに心配かけまいと、特にクロノアさんには迷惑かけないようにと振る舞っていたが、遂に実害が出るような物が送られた。
いつもと同じ白い封筒。
差出人の名前はなく、俺の名前だけが書かれたそれ。
ただ、今日のは封筒が添えられた両手で持てるくらいの小さな箱も来ていた。
どうやって俺の住所を調べたのか分からないけどほぼ毎日のように届く物たち。
開けるのは怖い。
でも、捨てられる物かどうかは見ないとと思って恐る恐る開けた。
「ヒッ…」
玄関先で立ち尽くした俺の短い悲鳴に、遊びに来ていたクロノアさんがどうしたのって近寄ってきた。
箱の中にあったのは、分かりたくもない白い液体の入った瓶とそれがかけられた隠し撮りされた俺の写真だった。
「ゔ、…ぇ…っ」
箱を手放したいのに、離した途端それらが床にとび散ることが気持ち悪く震える手で待つしかなかった。
よくよく見れば指先がぱっくり切れている。
恐怖が勝って痛みに気付かなかった。
「ぁ…」
開けた箱の裏側に、’ぼくとトラゾーくんの体液混ざってエッチしちゃったね♡’と書いてあったのを見た瞬間、声にならない悲鳴が上がった。
「〜〜〜───────ッッ!!!!」
恐怖で足から力が抜けてへたり込む俺をクロノアさんが支えてくれて倒れずに済んだ。
「トラゾー!!」
「あ゛…ぅ、ぁ…」
真っ青になってるであろう俺は怖くて震える。
ガタガタとらしくもなく。
「トラゾー、いつからなの」
「ぁ、ぁ…」
「いつからこんなことされてた」
「お…れ、…ッ」
はっ、はっ、と過呼吸になりそうになって頭もぐるぐる回って吐きそうになる。
クロノアさんが怒ってる。
ひとりで悩まないで、って散々注意されたのに。
だって、男が男にストーカーされてるなんて言えるわけない。
ましてや好意を抱いているこの人にそんなこと言えるわけないのだから。
「…っっ、……ごめん、今こんなこと言うべきじゃないね」
優しく抱き締められて背中を撫でられる。
「大丈夫、大丈夫だよ。ここには俺しかいない。俺とトラゾーだけしかいないよ」
その穏やかな声と優しい匂いに次第に恐怖で震えていた心身が落ち着いていく。
「ク、…ロ、ノア、さん…」
「大丈夫。俺がいるから」
ふっと糸が切れた人形のように俺は気を失った。
───────────────
トラゾーが持っていた箱をそっと取り上げ置く。
「……」
気持ちの悪い文章と内容物に嫌悪感を露わにした。
「ぅ、う…」
眉を顰めて唸るトラゾーを抱え直し抱き締めると、表情が緩み安心したように擦り寄ってくれる。
ずれた頭の袋から覗く顔は随分幼く見える。
「…トラゾー」
迷惑かけたくない心配かけたくない。
トラゾーはいつだって、そうやって自分で全部抱え込んで隠す。
その悪い癖を治してあげたいけど、なかなかできない。
「トラゾー俺にもっと頼ってよ。…俺に、」
依存して。
信頼も信用もされてる。
誰よりも、そう自負できるくらいに。
「こんなことじゃ俺、トラゾーのこと嫌いになんないよ」
ぺいんともしにがみくんも、きっとこのことを知ればブチ切れると思う。
でも、それを言わないのがトラゾーだ。
俺に知られた以上、2人には絶対に口を割らないだろう。
「、…」
俺だけが、トラゾーの隠してることを知れた。
「は、はは…ッ」
誰も見てないのは分かっていても上がる口角を隠すように俯く。
俯けば自然と気絶し、俺の腕の中で安心しきって眠るトラゾーが目に入る。
「トラゾー、ねぇ、好きだよ」
だから早く、素直に自分の気持ちを俺に言ってよ。
“手遅れ”になる前に。
──────────────
「え」
「俺、トラゾーのこと好きなんだ。だから、俺にトラゾーのこと守らせてほしい」
突然、クロノアさんに告白された。
あの一件から過保護すぎじゃないかと思うくらい俺のことを心配している彼に直接会って話したいことがあると告げられた。
その時に何かやらかしてしまったのではと内心ビクビクしながら指摘された場所に行ったらそう言われた。
「あ、あの…?」
「トラゾーは俺のこと嫌い?嫌?男だから、ダメ?」
悲しそうな顔をするクロノアさんに首を横に振る。
「ち、違いますっ!俺、その…」
クロノアさんに手を握られる。
意外と大きな手は俺の手を包んでいた。
「俺の恋人になってほしい。それで、俺にもっと頼ってほしい」
「ぁう、…」
顔が熱くなる。
顔面偏差値高すぎるこの人に見つめられたら何も言えないし、まさか好きな人の好きな人が俺だなんて思いもしないし。
「だめ?」
「だ、ダメじゃない、です…。その…う、嬉しい…で、す。…俺も、クロノアさんのこと、好き…だ、から…っ」
「ホントに…?…よかった…ッ」
ぎゅっと抱き締められ背中に手が回る。
おずおずと俺もクロノアさんの背中に手を回す。
この人着痩せするのか、思ったよりもしっかりした体つきしてるんだと恥ずかしく思いながらも体を預けた。
「クロノア、さ、ん…」
「トラゾーのこと、俺がちゃんと守るからね」
「俺、そんな弱くないです…」
「あんな憔悴しきってへたり込むくらいには弱ってるでしょ。それに、痩せてるし。俺のこと押し返せないだろ」
「ぇ」
背中に回る腕に力を込められる。
「信じられないなら、今俺のこと押し返してみて?」
力は1番ある。
クロノアさんの言うことはちょっと信じられなくてぐっと腕に力を込めて胸を押した。
「?、ん、…っ、…⁇、…あれ?ぅえ、…嘘…」
力一杯押してるのに、クロノアさんはビクともしない。
「ほらね?」
「そんな…」
ここまで俺は体力落ちてたのか。
「心身弱い時に無理しちゃダメだよ。…だから、隠さず俺に頼って?俺だけには本音言ってほしい」
俺を見下ろす翡翠色は本気で心配してる顔をしていた。
「俺、クロノアさんに、頼ってもいいんですか…?」
「当たり前でしょ何言ってんだよ。俺には頼ってほしい…恋人の特権としてね」
両頬を包み込まれ、顔を上げさせられた。
「トラゾーが嫌だなとかそう思ったことから守るから」
クロノアさんは、ね?と見たことない甘い表情をして首を傾げた。
「あんなもの、トラゾーの目に触れないようにずっと傍にいる。…なんなら俺しか目に入らないくらいにしてあげようか?」
「ぇ、え?」
距離が縮まり、唇に柔らかいものが触れた。
「っ⁈」
「ふふっ、真っ赤。可愛いね、トラゾー」
「な、っ、あ、なた、何して…!」
「恋人になったんだからキスもするでしょ?それともそれ以上のことしてあげよっか?」
低く潜められた声で囁かれて、びくりと肩が跳ねる。
「い、今は無理ですっ!心臓がもちません…ッ」
「あんま俺も我慢できる方じゃないけど……まぁ、追々ね」
いろんなことで涙が滲む目元を吸われた。
「ふぁ、っ」
この人、こんなんだっけ?
なんか普段の穏やかでふわふわしてるようなのと違う。
いや、かっこいいとこの方が多いけど。
「考え事?」
「ひ、ン…ッ!」
耳をすり、と撫でられる。
「く、ろのあさん、のことです…!」
「俺のことで頭いっぱいになってるってこと?」
「もう、あなたのこと、しか、考えられません…ッ」
「………へぇ?」
あ、待って。
この声、絶対にすげぇ悪い顔してる。
「もっと俺のことしか考えられなくしてあげるよ」
「い、いいです!!遠慮します!…⁈、あっ、ちょっと⁈…バッ、バカ!あんた、どこ触って…!」
「口に出してほしいの?」
「出すな!クロノアさん、あなた羞恥心どこに置いてきたの⁈」
「えぇー?どこだろうね?」
「バカバカッ!服めくんな!!ちょ、ぁ」
指定された場所が、そういうホテルだという理由が今、よく分かった。
「(誰の邪魔も入らないとこで話したいってめっちゃ真剣な声で言うもんだから俺も羞恥心捨てて来たのに。てか、クロノアさんがこういうとこいるのなんか違和感しかないし、無人のフロント素通りして行ってたから予め予約?でもしてたのか?用意周到すぎねぇか?この人無欲というか、淡白というか、こういったことと無縁な人と思ってたのに…!)」
俺を見る顔が、もう、男というか、雄というか。
「トラゾーは溶けた顔してるね」
「ゃっ⁈」
「口に出てる、全部」
「⁈」
どさりと柔らかいベッドに倒された。
「それって男としてまだ見られてないってこと?なら、教えてあげるよ。俺がどんだけトラゾーに対して欲を抱いてるか」
首筋を噛まれ、吸われる。
「ぁ、ッ⁈」
「トラゾーの、その咄嗟に出る声すげーエロいよね」
「は…⁈」
「コメントでもたまに見かけるよ。俺とおんなじこと言ってるような奴」
どちらかと言えば低い声だし、よく叫ぶデカい声にそんなこと思う人がいるのかと半信半疑になる。
「信じてないな?まぁ、咄嗟に出る声だし俺には止めようもないけど……できれば聞かせたくない」
「ん、ぅっ」
「そういうくぐもった声とかもね」
「も…、」
「追々って言ったけど、やっぱ今教えてあげようか」
近付く端整な顔のせいで、ショート寸前だった俺は遂に気を失った。
────────────────
クロノアさんが割と広い部屋に一人暮らしを始めたと聞いた時は驚いた。
と、同時にもしかして、俺と?なんて変な期待をしてる。
「どうぞ、あがって」
「お邪魔します」
「トラゾーが1番最初のお客さんなんだ」
「え?俺なんかでいいんですか?」
「当たり前でしょ?トラゾーは俺の恋人なんだから」
にこりと微笑むクロノアさんに、内心舞い上がって優越感に浸ってしまった。
顔に出ないようにきゅっと被る袋を引っ張る。
隠さず見せてよ、とクロノアさんに言われてしまったけど。
「広いですね。それに綺麗」
「うん、内装も外装も気に入ってるんだ。トラゾーもそう思ってくれるならよかった」
「どういう?」
「狭かったり汚い部屋より、こういうとこの方がいいだろ?」
「でも、1人じゃ広すぎませんか?」
純粋な疑問と不純な動機で遠回しに聞いた。
俺と一緒に、とか?とは聞かなかった。
「?、広い方が便利いいじゃん」
はぐらかされた?
「まぁ、そうですよね…」
「すぐにでも慣れるよ、トラゾーもそのうち」
「⁇」
そんな頻度で俺を呼んでくれるということなんだろうか。
それはかなり嬉しかったりする。
一緒に住みたい、なんて贅沢は言っちゃダメだ。
「こっちで座ってて」
クロノアさんと恋人になった日から、パタリとあの手紙も視線も変なものも来なくなった。
ストーカーの存在自体が消えてしまったかのように。
飽きたのか諦めたのか。
どちらにしろ俺にとっては朗報だ。
もう悩まされなくて済むんだから。
「お茶出すよ。トラゾーは寛いでて」
「あ、ありがとうございます」
「そんな畏まらなくていいよ。恋人なんだし」
「っっ!」
「照れてる?」
「俺のこれはデフォです!」
「崩してやりたくなるけどね」
楽しそうに笑うクロノアさんを見てられなくてソファーのクッションを抱き締めて顔を埋めた。
ふわっとクッションからクロノアさんの優しい匂いがして、好きな匂いだ、としばらく顔を埋めていた。
その己の奇行にハッと我に返り慌てて顔を離す。
「大丈夫?」
お茶を用意したクロノアさんが覗き込んできた。
驚いて彼に向かってクッションを投げてしまったのことに対してはごめんなさいをした。
「ぇ、な、ん、だ…よ、これ…」
俺、電話してくるから適当に見てもいいよと言われて広い部屋を見て回っていた。
でも絶対に奥の部屋はダメだからね、と言われたけど作家としての性なのか探究心と好奇心がくすぐられいけないことと分かっていてもその部屋に入ってしまった。
鍵はかかっておらずドアノブも簡単に回った。
薄暗い部屋に廊下からの明かりだけが差し込む。
見づらさのせいで中に足を踏み入れたのが間違いだった。
「⁇……っ?、…ッッ⁈、なっ…」
スマホのライトをつけて内部を照らすと、そこには壁にたくさんの写真が貼られていた。
それは、全て、俺だった。
「う…う、そ…」
あの写真を撮っていたのはクロノアさんだった?
でも、画角は全てカメラ目線で隠し撮りされた物じゃない。
「なら、なんで…?」
とりあえず、この部屋から出なければと後ろに下がった。
とん、
と、何かにぶつかる。
「ぁ」
ふわっと包むような優しい匂い。
「見た?」
咎めるわけでもない穏やかな声。
「この部屋はダメだって言ったのに。トラゾー約束破ったんだね?」
ゆっくり振り向くと微笑んでるクロノアさんが立っていた。
怒りもせず、ただただ微笑んでいる。
俺がぶつかったのはやっぱり彼だった。
「あっ、あの…俺、そのッ…!」
恐怖で歪む顔を見られないように袋を深く被る。
「トラゾー」
「あ…っ!」
震えて力の入らない手から袋が奪われて顔を見られる。
「……あはッ、トラゾーそんな可愛い顔もできるんだ」
見上げたクロノアさんの表情は愉悦に歪み肌も紅潮していた。
「俺、帰ります…!帰らして…っ」
横を通り過ぎようとしたら腕を掴まれ、足を引っ掛けられその場に倒された。
「うわっ⁈」
「知らないままでいたらよかったのに」
冷たいフローリングに縫い付けられて抵抗しようとして気付く。
「ぇ、あ…れ、?」
怖くて震えていた手に全く力が入らない。
というよりも体全体が脱力したようになってる。
「………効いてきた?」
「効いて、き、た……っ、て、くろの、あさん…?」
「ごめんね?さっきトラゾーが飲んだお茶の中に少しだけ弛緩剤入れたんだ。今のきみならちょっとで充分だから」
片手で押さえつけられ、空いた手でお腹を撫でられる。
「ひぅ…⁈」
体の奥が熱い。
変に疼く感覚がする。
「あとは催淫剤も入れたかな。トラゾーの身体に悪影響がないくらいのギリギリの量」
そのままぐっと下腹部を押されてびくりと腰が跳ねた。
「なん、で…」
「トラゾーを俺だけのモノにする為に」
「ぇ、…っ」
「いやまさかあんな気持ち悪いストーカーに目をつけられてるとは思わなかったよ。でも安心して?ソイツはトラゾーに二度と近付けないようにしておいたから」
存在自体が消えてしまったストーカー。
「も、しか、して…」
「死にもしてないし、ましてや殺してなんかもいないよ。俺なりに釘を刺しただけ。懇切丁寧に説明して諦めてもらっただけだよ。だから、トラゾーの近くにはもう絶対に現れない」
それに対してホッとした。
死人が出てなくて。
「……もしかして今、ソイツのこと心配した?」
「へ、?」
「……まだ、他人に気が向くのか……まぁ、もうトラゾーをここから出すつもりもないし帰すつもりもないよ」
「どう、い…う…」
押さえつけられた両手首に、カシャンと何かがはめられた。
「………え」
「二度とトラゾーを外に出さない。出させない。俺とずっと一緒にいようね」
「ッ〜〜⁈」
「日常組としてはちゃんと活動できるようにするから安心して。旅行とかも俺がいるなら4人で行くのは全然大丈夫だし。何よりあの2人はトラゾーのこと友達としてすごく大事にしてくれてるから」
服の中に入ってくるクロノアさんのひんやりとした手。
「んゃ⁈」
「変な奴から守ってくれるし」
「やだ、嫌ですッ!こ、こんなの…クロノアさんじゃない…っ」
「………」
じぃっと俺を見下ろす翡翠が細められた。
「優しくて、穏やかで、たまに口悪くて、妙に天然なとこがあって、かっこよくて、落ち着いてて?」
全部、俺がクロノアさんに思っていたこと。
「嬉しいね、こんな過大評価してもらって」
「く、…のあ、さ…」
「俺の内面も見てくれてるトラゾーは、それより深いとこは見抜けなかったみたいだけど」
抵抗する間も無く下を全て脱がされた。
「!!?」
「だって、俺優しくもないし穏やかでもないし。口は、まぁ悪い時もあるかな?天然かどうかも分かんないし。落ち着いてるとは自分でも思うよ、かっこいいかは他人の評価だから自分じゃ、ね?」
脚を持ち上げられ広げられる。
「ゃ…やだ、やめ、て…くだ、さい…ッ」
怖い。
こんなことする人なんて思ってなかったからすごく怖い。
「俺のこと好きなんだよね?トラゾーなら受け入れてくれると思ってるんだけどなぁ」
後ろに当てられるモノ。
「それとも表面上の俺しか見てなかったから嫌いになった?でも、やめないよ」
くつくつ、と喉で笑ったクロノアさんは俺のソコを一気に貫いた。
「─────────ッッッ!!?」
慣らされもしてないソコは痛みしかないはずなのに、弛緩剤のせいで簡単に奥までクロノアさんのが入ってしまった。
「あ、っ、う、ぁ⁇」
わけの分からない感覚に戸惑う。
無理矢理されてるのに、嫌なはずなのに、こんなにも、
「なん、れ…♡⁇」
「何でかって?トラゾーが俺のこと好きだからだよ?好きだからこんなとこまで俺の受け入れて感じてくれてるんだよ」
「ちぁ゛…ッ♡」
「違くないよ」
更に密着されて、ぐぷっと中で音がした。
「ア゛ッッッ♡♡⁈」
「入られちゃったね♡?」
暴力的なまでの快楽に目を見開く。
息がしたくて口を開けるとクロノアさんに塞がれた。
「んっ、んンンッ♡ぅ、く、ふっ、ぁうッ♡♡」
逃げなきゃ、拒絶しなきゃ。
頭では分かってるのに、身体が悦んでいる。
怖いはずなのに、好きな人にこんなにも求められて嬉しいだなんて。
「はふっ♡」
「すげぇ可愛いカオになってる。俺のこと怖いのに嬉しいって♡」
緩急をつけられて1番奥を突かれる。
「ひゃ♡!、ぁん、ンッ♡!!」
「あっそうだ。…ねぇ、トラゾーにいっこいいこと教えてあげようか」
「ぁ、え…♡♡⁇」
「弛緩剤も催淫剤も飲ませたってのいうの、嘘だよ」
「ぇ…、♡⁇」
嘘?
う、そ?
「で、も、…だ、って…♡」
「俺のこと押し返せないくらい弱くなったトラゾーを押さえ込むのなんて簡単だし。無意識?本能?が怖さで体の力抜いちゃったんだろうね?あと簡単に奥まで入っちゃったのは純粋にトラゾーの身体が俺のこと好きなだけかな♡?」
「んぁぁあ゛ぁ〜〜ッッ♡♡♡!!」
入り口ギリギリまで抜かれて、どちゅんと重たい水音と共にまた結腸を抜かれた。
「♡♡⁇、は、ひッ♡、ぁ、ゔ♡♡ッ、♡⁇」
「俺がそんな卑怯なことするわけないだろ。トラゾーが俺のことが怖くて好きなだけ♡♡」
手錠で動かせない両腕を引っ張り起こされる。
「はぅ゛ゔっ♡♡!!」
「トラゾーがもっと早く気付いてくれて俺に頼ってくれたら、こんな”手遅れ”にならなかったのに」
「か…はッ、ぉ、お゛く、ゃえ゛て…く、らはぃ゛い…♡」
性器にあっという間に作り変えられたソコはジクジクと疼きっぱなしになる。
「男なのにココ、孕みたがってるの♡?ふはっ可愛いね♡大丈夫、そんなに締め付けなくても抜かないし、いっぱい射精してあげる♡♡」
「や、だめっ♡だ、めれ゛ふ♡!…ぉかひく、なぅ…ッ♡♡」
「いつも以上に舌回ってねぇじゃん♡可愛いすぎかよ♡」
力の入らない両腕でクロノアさんの胸を押し返してもそれ以上の力で抱き込まれて、余計に深いところを突かれてしまう。
「んあ゛っ♡♡!」
「ね、トラゾー俺と一緒にいてくれるよね?」
ぐりぐりと奥を抉られて、かと思ったらどちゅっとまた強く突かれて。
そんな奥ばかりを責められたかと思えば緩く入り口付近を優しく責められて。
狂いそうになる熱がナカにどんどん溜まっていき、ぷつりと切れる。
「ぁッッ♡!!も、っ、ひ、ぁ♡!!イ、ッ〜〜…っ♡♡♡!」
いつもの射精感と違って排泄と似たような勢いでナニかを吹き出した。
「ア゛ッ゛〜〜〜♡♡⁈⁇、イ゛ッ♡ぇ、あ♡♡⁇、と、ま、な゛いぃっっ♡♡!!──〜〜〜♡♡、♡゛!!!!??」
「潮吹き⁇…はッ♡?しかも全然止まってないじゃん♡♡」
ぷしゃっと断続的に出続けるソレで腰が震えて、ナカがきゅぅうと締まる。
「締め付け、やばッ…♡」
「ヒッ♡⁈、らぇ゛ッ♡くぉのあ゛ひゃ♡ま、えっ♡!さ、わっちゃ、だめぇえ…ッッ♡♡!!」
「トラゾーもう普通のイキ方できないねー♡?」
震える俺のをぎゅっと握って先を爪先でぐりぐりと弄る。
「ッあ゛♡ひ、ぃ゛〜〜っ♡♡!!?」
「ココもすごいヒクついてる♡」
「ぢ、がぅッ♡の、でちゃ、ッ♡でちゃいますッッ♡はな、っ、はなしてぇえ♡♡!!」
今度はホントに尿意を感じていた。
限界が来て、それも気持ちよさに変換されて頭がおかしくなっていく。
「トラゾー緊張してたのかお茶いっぱい飲んでたもんね♡?いいよ、出しなよ。見ててあげるから♡」
「やら゛♡!!やぁぁあ゛っっ♡♡♡!!」
先っぽと下腹部を同時に押されて、クロノアさんの手を汚しながら漏らしてしまった。
「〜〜ッ、ひ、ぅ、♡、っ、く…ぅん…ッッ♡♡」
泣きながらその場に漏らしてしまった俺を優しく抱き締めてきたクロノアさんが背中をあの時のように撫でてきた。
「大丈夫、ちゃんと俺が綺麗にしてあげるから。それに恥ずかしくないよ。気持ちよかったんだもんね?だからトラゾーは悪くないよ」
背中を撫でられながら下から突き上げられて、もう情緒はめちゃくちゃだ。
「ゔ、ぁっ♡ぁ…ひッ♡♡」
「俺と一緒にずっといてくれる?」
「いる゛っ♡いますッッ♡♡!あな、た、とっ♡ずっと、いっしょ…っつ♡♡!!」
「よかった♡」
突然ナカから自身を抜いたクロノアさんにすごく戸惑った。
「♡♡♡⁇」
「汚れちゃったから綺麗にしてあげる♡」
へたり込んでる俺の目の前にはクロノアさんの勃ち上がってるモノが視界に入る。
まだ射精してないのもあるけど萎えることなく大きく反応してる。
「ほらトラゾーおいで♡」
手錠で繋がれる腕を伸ばすと引かれて抱きあげられる。
「いっぱい綺麗にしてあげるよ♡」
パタンと閉まるドアが遠ざかっていく。
「俺が1番、トラゾーのこと見てたんだから誰にも渡さない。俺だけのモノだよ」
「はい…っ♡」
「トラゾーも俺だけを見ててね?」
「うん…♡」
「はは♡いーこ♡」
お風呂場に着いた俺は綺麗にしてもらい、ナカもたくさん綺麗にしてもらった。
何も出なくなるくらいいっぱい突かれて、ナカイキやメスイキを身体に覚え込まされ少しの刺激でもクロノアさんがいなきゃダメなカラダにされた。
「もう俺がいなきゃダメだねトラゾーは♡」
「♡♡はいっ♡俺、くろのあさんがいなきゃダメになっちゃいました♡」
「俺がずっとトラゾーのこと守ってあげるから大丈夫だよ♡」
優しい声と言葉に反して腰を強く掴まれて最奥を乱暴に突かれまくる。
「ぁ゛♡ゃ、やぁぁ〜〜ッ♡♡!!」
「まぁもう俺以外目に入んないだろうけど」
「ひゃ、んっ♡♡」
クロノアさんに抱きついてしがみつく。
「も、っと♡くろ、のあさんの、ほしぃですッ♡♡」
中出しされすぎて膨らむお腹に視線を落とす。
「どんだけ俺のこと好きなんだよ♡言われなくてもたくさん射精してやるって♡」
びくびく、とナカで痙攣して熱いモノが注がれ広がっていく。
それを塗り込むようにナカで擦り動かすクロノアさんのでまたナカがきゅんと締まる。
「もう外に出せないな、こんな可愛いトラゾー♡」
「だしちゃ、いやですっ♡くろのあさんと、ずっといる…ッ♡」
「バカ、出すわけねーじゃん♡トラゾーは俺だけのモノなんだから♡」
「すきっ♡こわいくらい、好きですッ♡♡」
「俺もトラゾーのこと好き♡愛してる♡ずっーーと守ってあげるね♡」
いろんなことが投げ出されたままだけど、俺にはもうクロノアさんがいればいい。
守ってもらうほど弱くないと思うけど、嬉しいものは嬉しい。
「守って、もらったッ、お礼は、俺♡♡⁇」
びくっとナカで長大さと硬度を増したクロノアさんがピストンを早めた。
「ゃ、んぁあ゛♡は、はゃ゛ぃぃ♡♡はげ、し、すぎま、す…ヒッッッ♡♡♡イッ〜〜〜♡♡♡!!」
「この状況で煽るバカはトラゾーだろ?」
メスイキしてクロノアさんの根本を締め付け身体が仰け反る。
「はしたない顔してんね♡もっと見してよ、お礼も兼ねて、さッ♡♡!!!」
「〜〜ッ♡゛〜〜〜ィイ゛ッ、ッッッ♡♡♡!!?」
性器と化した俺の結腸にクロノアさんの先っぽ以上の部分がぐぽっとはまった。
「⁇♡♡♡!!?♡♡〜〜〜ッ、ッ゛///♡♡!!」
「すげぇ気持ちいいよ♡♡トラゾーありがとう♡」
「ぉ、おりぇ♡も、きもち、く、しへ、っ♡くぇて、♡ありぁとー♡♡ごらぃ、ましゅっ♡♡」
頭の中はクロノアさんのことだけ。
それしかない。
「うん♡どういたしまして♡♡」
すごく嬉しそうなクロノアさんが見れてこんなに気持ち良くしてもらえるなんて思わなかったし。
ずっと好きな人といられるなんて幸せに決まってる。
溶けていく思考で目の前で笑う大好きな人がいるならいいかと手錠のかけられた腕を首に回して抱きついた。
コメント
3件
こういう系めっちゃいいですよね 最高です……✨️✨️