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流星side



気付くと自分の病室で寝ていた。さっきまで屋上で丈くんと話してたはず…?



大  「あれ?流星起きたん?」


流  「んぅ?…って大ちゃん!?」


大  「みんな帰ったから見とけって丈くんに言われたんよ。」


流  「そっか。ありがとう笑」



丈くん運んできてくれたんかな…。大ちゃんも起きるまでおってくれたんやな。


大  「明日には退院出来るらしいな。俺ら同居してんねんやろ?一緒の家帰れるんやな〜笑」



そんな風にヘラヘラ笑う彼を見て、嬉しい反面、寂しい1面もあった。またあの寂しく冷たいベットで寝る事になるんかな…。



大  「…あのさ流星。覚えとるかな?少し前に、俺らの本当の関係聞いた事。」


流  「….覚えとるよ。」


大  「答え、聞いてなかったと思ってさ?ちょっと気になって。」



すっかり忘れたと思ってた。ホントの事言いたくても、これを言ったら引かれるんじゃないかってこわかった。



大  「ただの友達じゃないんじゃないの?」


流  「そんな事ないよ笑」


大  「ホント?」


流  「ホントやよ笑」


大  「…じゃあ、なんで泣いてるん?」


流  「へ…?泣」



気付けば大粒の雫が目から溢れていた。心の中でこんな関係じゃ終われないって思ってたのバレてまうやんか。



大  「そんな泣いてまでも言えんような関係なん?」


流  「…大ちゃん引くかもしれん。」


大  「流星とやったら飼い主とペットの関係やったとしても引かんで笑」


流  「….。」


大  「なあ流星。」


流  「ん?うわぁ..!」



名前を呼ばれたかと思うと、特等席だったはずの大ちゃんの膝に乗せられた。



大  「この距離ならちっちゃな声でも聞こえんで笑」



大ちゃん、僕決めた。またあの頃に戻れるように、話すよ。



流  「僕ら、恋人やったんよ。覚えとる…?泣」


大  「うん。うん泣 ごめんな流星泣…ギュウ」


流  「寂しいよ…泣早く思い出してよ…泣」


大  「流星…泣ホンマにごめん…泣」



暖かく抱き締め返してくれる彼が大好きなんよ。どんなに、どんなに時間がかかったとしても、一生離れたくないと思えるような人。そんな人これから生きていく中で大ちゃん以外おらへんと思う。



大  「絶対、絶対思い出すから。それまで待っててくれる?」


流  「うん。うん泣 ずっとまつで泣!」


大  「流星。変かもしれへんけど…俺も好きになってもええかな…?泣」


流  「…これでまた両思いやな…泣泣」


大  「好きやで流星。泣」


流  「僕も…だいちゃんが好き泣!」





大好きな彼の記憶はまだ戻らない。だけど、彼が大好きだから、いつまでも待っていられる。また彼と一緒に笑える日が来るまで、また1から恋人になろうね。

愛してんで、大ちゃん。










はい!19話でした〜!お話おかしくなってて申し訳ないです(➰〰➰)ノ

昨日のカウントダウンライブ見ました?生歌最高でした😭これからも一生推していきます!

それでは👋!

拝啓、愛する君へ。

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