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流星side


記憶を失った大ちゃんに本当の事を伝えて数時間がたっていた。絶対に戻ることの無いと思っていた彼との関係は、少しずつ戻ろうとしている。



大  「なあ流星。今日一緒に寝てもええ?」


流  「ええよ?」


大  「何か分からんけど、心の奥の方で流星を欲してる感じがするんよ笑」



大ちゃんの頭の中は今どうなっているのだろうか。それはきっと彼にも分からない。



大  「なあ流星。退院したら色んなとこいっぱい行こな。歌とかダンスも一緒にやろな。」


流  「うん。いっぱい行こう。」


大  「俺、頑張って思い出すから。絶対思い出すから。少しだけ待っててくれん?」


流  「うん。どんだけでも待つよ。だって大好きやもん。」



大好きな彼の為ならこんなの苦じゃない。これでまた彼と幸せな毎日を遅れるなら。


大  「流星!ぎゅーしよ?」


流  「うん、!」


大  「ふふ笑流星あったかーい!」


流  「ちょっと暑い!笑」


こんな幸せが続いたら、何だって良いのに…









西畑side


少し前に記憶を取り戻すことが出来た。何が起きたのかよく分からないが奇跡に等しい何かが起きたのだろう。だけど思い出したのだ。記憶障害の他に病気があって、先が長くない事を。

流星の記憶が戻らなかったのも、自分の気持ちを少しでも楽にしようと神がやったことなのかもしれない。流星には直前まで伝えないように隠し通してきた唯一の嘘。これを丈くんとはっすんに相談したのは記憶が戻って少しした時だった。



和  「大ちゃん…泣 」


丈  「治らんのなら仕方ないのかもしれん。やけど…! 泣」


大  「結構前からの病気でさ、自分的には覚悟出来てるんよね。」


丈  「俺らはちゃんと最後まで支える泣 だから大吾も頑張って生きてくれ泣」


和  「俺らがちゃんとなにわを守っていくから…泣」


大  「ありがとう。これでこそなにわの丈橋や!」



勿論、早くあちらへ行くのは嫌や。だけどこれは運命。変えることは誰にも出来ん。これと同じように流星と出会い、幸せになれているのも運命だろう。これだけは絶対に変えたくない。変えない。あと少しの時間も、大好きな彼と、少しの記憶と向き合っていきたいと思う。



大  「良くもあれば悪でもある!これが最高の人生やろ。」



青空に輝く太陽を見上げ、大好きな彼の顔を浮かべ覚悟を決めた。

拝啓、愛する君へ。

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