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部長と私の秘め事

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部長と私の秘め事

474 - 第474話 優しく見せかけてドS ☆

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2025年03月12日

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「っひあぁあああぁっ!」


その途端、私はヅンッと脳天に雷が駆け抜けるような感覚を味わい、蜜壷で思いきり肉棒を締め付けて絶頂してしまった。


(また……っ、達っちゃった……っ)


目の前でパチパチッと何かが弾けたような感覚を得た私は、あまりの快楽にボーッとしながら涎を垂らす。


「気持ちいい? 良かったね」


涼さんは汗ばんだ前髪を掻き上げ、目を細めると舌なめずりして笑う。


捕食者さながらの仕草を見た私は、自分が彼の意のままになっている事を感じながらも、どこかそれを心地よく思っていた。


「気持ちいいよ、恵ちゃん。もっとグチュグチュしようね」


彼はうっとりと微笑むと私のお腹を掌でグッと押し、その奥を屹立でゴリゴリと摩擦してきた。


「ふ、――ああぁああっ!」


こんな感覚を味わった事のない私はまた嬌声を上げ、ビクビクッと全身を震わせて腰を反らす。


「恵ちゃん、敏感で可愛いね。何をしても感じてくれる」


「待って……っ、待って……っ」


私は脳内をトロトロにとろかせたまま、口端から涎を零して必死に訴える。


――この人、優しく見せかけてドSだ……!


まったく苦痛ではないし、自分本位なセックスをしてもいない。


ただひたすらに、奉仕するように快楽を与えているはずなのに、こんなにも嬉しそうで、それでいて嗜虐的な表情をされるとは思わなかった。


――待って。やばい。また……っ、達く……っ、達くっ!


私は涼さんの親指にクリクリと淫玉を撫でられながら、最奥をトチュトチュと甘く突かれ、思いきり息を吸ってガクガクと体を震わせた。


「あぁ、……良かったね。気持ちいいね」


嬉しそうな涼さんの声を聞き、私はとうとう泣きべそをかいてしまった。


「もうやだぁっ、もう達って……! 達ってよぉ……っ」


すると涼さんは申し訳なさそうに私の頭を撫で、両脚を抱え直した。


「分かった。ちょっとだけ我慢してくれる?」


そう言ったあと、涼さんは私の乳首と淫芽をいじりながら、トチュトチュと最奥を細やかに突き始めた。


「んっ、んぅうっ、あぁああっ、あっ、あっ」


何をされても感じて堪らない私は、震える手で涼さんの手首を掴み、何度も甘イキを繰り返す。


「可愛いね、恵ちゃん。沢山達って偉いね」


達きすぎてボーッとしている中、涼さんの甘やかす声が脳をとろかしていく。


――駄目……っ、馬鹿になっちゃう!


立て続けに絶頂して脳内はトロトロになり、思考をろくに動かせない。


自分を抱いているのは信じられないぐらい美しい男性で、多くの女性が望む人に求められていると思うと、多幸感に加えて優越感まで湧き起こって頭がおかしくなりそうだ。


――違う。いつもの私はこんな事を考えないのに……っ。


自分に言い聞かせるのに、うっすらと笑って私を見つめ、ひたすらに腰を振る涼さんを見ていると、勘違いをしてしまいそうになる。


「りょ……っ、さん……っ、――――気持ちいい……っ、きもち、――――ぁあ、あぁあああぁ……っ」


限界を迎えた私は、最後に涙混じりの声で彼に縋ったあと、思いきり膣を引き絞り、両脚で彼の腰を挟んで一際大きな絶頂を迎えてしまった。


「あ……っ、恵ちゃん……っ」


きつく締め付けられて涼さんも高まりを迎えたのか、荒い呼吸を繰り返してバチュバチュと腰を叩きつけ、ラストスパートをかけた。


――もう駄目……っ、駄目……っ!


真っ赤になって涙と涎で顔をクシャクシャにした私は、彼が動くたびに小さな孔からピュッピュッと潮を漏らしてしまっていた。


「出るよ……っ、恵ちゃん……っ!」


最後に涼さんは私の名前を呼び、ズンッと最奥まで突き上げたあと、膨らませた肉棒をビクビクと震わせた。


「あぁ……っ」


彼の動きが止まって行為の終わりを感じた私は、切ない吐息を漏らして体を弛緩させる。


――もう駄目……。


目を閉じてぐったりとしていると、体内で涼さんの屹立がビクビクと震えているのが分かる。


勿論、彼はゴムをつけたけれど、「もしもゴムなしだったら……」と想像し、嫌ではないと思う自分に気づいてしまった。

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