「ねーねーべる、一緒にゲームしようよ!」
「いいよ!」
ななっし〜に話しかけられて、私は明るく返す。
………そうだ、最近血吸ってない…
でも、駄目だ、いくらななっし〜が優しいからって、私だけ甘えてたら駄目だ…
「………べる?」
ななっし〜が心配そうな顔をして私の顔を覗き込む。
「……………」
ななっし〜は私の顔をななっし〜の首に近づけた。
「………!」
本能のままに、ななっし〜の首に噛み付く。
何分か経って、私はななっし〜の首から口を離す。
「あのねべる。」
ななっし〜はなんだか怒ってるみたいだった。
「べるは甘えていいんだよ!それに…」
一瞬、何が起きたか分からなかった。
それが、キスということを理解するのに、数秒かかった。
ななっし〜が私の耳元で囁く。
「………私以外の人の血、べるに吸わせたくない。」
「〜〜〜〜〜〜!?!?!?//////」
自分でも分かるぐらい顔が熱くなった。
「……………ありがとう」
「………こっちこそ」
ななっし〜は笑顔になる。
「『ななっし〜』って名前で呼んでくれて、ありがとう!」
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