テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ここは
1,143
ここは
842
103
ぴぴ
994
コメント
5件
にぐうた好きすぎる…
くっ……()
「………ニグさん…」
起きたばかりのうたいさんは、寒そうにしながら俺に抱きついた。
「………毛布いる?」
そう言うとうたいさんはこくりと頷いた。
おそらく一番あったかいはずの厚い毛布をうたいさんにかける。
うたいさんは普段から厚着をしてる、そうしていないと死んでしまうから。
それでもこうして寒がっている。
………そんなところも可愛いな。
誰にも渡したくない。俺以外の人と話してほしくない
そんな狂った想いを心の奥底に無理やり沈める。
駄目だ駄目だ駄目だ。うたいさんを怖がらせてしまう。
そんな姿は望んでない。
「………ニグさん。」
「どうしました?もしかしてまだ寒い?」
うたいさんは首を横に振って、俺の顔に近づく。
………うたいさんが何をするかわかったけど、遅かった。
口に残る温かい感覚を感じながら、うたいさんを見つめる。
うたいさんは暖かそうに眠っていた。