時間は経って、その頃は第二次世界大戦の後半で、イタ王様は、人間にやいのやいの言われて枢軸国側を裏切って、 連合国側に付いた時期なんね。
家の空気がピリつき、伊華が怯えるようになっちゃったんね。iоはこんな時、どうしたら良いか分からなくて、出来るだけ傷付けまいと伊華の心の傷に深く関わらないようにしてたんね。
iоも体調が全く良いと言えないようなものだけど、伊華に心配かけまいと、しんどさを堪えて、普通に振る舞ってたんね。
そうしてどんどん時間は経って、やっと、やっと、この苦しくて、辛い戦争が終わったんね。
そんな時、イタ王様が連合国軍の捕虜になる話が出てきたんね。それにはiоもドールとしてついて行かないといけなかったんね。
その知らせの為に、伊華と、イタリア様とイタ王様を寂しくなった家のリビングに集めたんね。
「姉さん?どうしたんね?」
不思議そうに伊華は尋ねてきたんね。iоは落ち着く為に、ー回深い深呼吸をしてから話し始めたんね。
「ioとイタ王様は、連合国の捕虜になる事になったんね」
一息でiоは全部を言ったんね。
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