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「流石に人居ないっスね〜」
「こんなに遅れて初詣来てるヤツら、俺ら以外に居るわけないだろ…」
「そっすね〜。でもでも、人混み無くて良いでしょ? 」
「まぁ…。いい事もあるもんだな」
「でもなんか、運が薄まる感じしないスか?」
「元々運は無いんだから、変わんねぇだろ」
「え?ヒドイ。そっちだって、去年凶だった癖に。今年は大大大大凶とかなんじゃないっスかねぇ〜!」
「はぁ?お前末吉だろ。微妙で良いのか悪いのか分かんねえし、凶のがマシだわ。」
「はー……、馬鹿なんですかね。末吉は凶より運が良いんですよ〜?冬休みも授業受けた方がいいんじゃないですかねえ」
「フン。おら、お前こそここで大吉出ますように〜って祈った方が良いんじゃねえの? 」
「そんな低レベルなこと祈りませんよ。もっと別のこと祈ります。」
「そうかよ。残念だな」
「あ、小銭あります?」
「無え」
「はい、1円玉。俺は500円玉で。」
「んな金額で変わんねーだろ…」
「分かんないっすよ。金額差で内容変えてくるタイプかもしれないんで。」
「…あ、おみくじありますよ。やっていきますよね?」
「当たり前だ」
「じゃあ、いきますよ。……せーのっ」
「お、俺大吉!」
「俺もだな」
「ええ〜、張り合い無っ」
「2回戦目するか?」
「アリなんすか、それ。」
「ええっと、恋愛はぁ…」
「おい、それ相手いる前で…」
「…どうした?」
「…アンタの先に見ましょ!」
「は?おい、待っ」
「なになに〜?…《相手を思いやり、尊重せよ》。待ち人は、《すぐ近く》!」
「…はぁ…………」
「俺!?俺のコトっすかぁ〜!?」
「好きしてくれ…」
「なんスかその不服そうな感じ。腹立つ〜…!」
「…それより、お前はどうなんだ?」
「あっ、ちょちょ!!」
「えーと…。《今の相手こそ運命》。…待ち人は《離れるべきでは無い人有り》」
「…運命だってよ。相当ロマンチックな内容だなぁ?」
「っ…!俺が恥ずい!俺が書いたんじゃないのに!」
「俺とお前は離れるべきじゃ無いだとよ。」
「だああああ!もう返せぇ!」
「チッ…。あーもお!アンタ持ち帰りますかぁ?!」
「何キレてんだよ……、持って帰る。お前は?」
「もう結んだ方がマシなんでね、結ぼうかなと……」
「駄目」
「なんスか、ダメって」
「おら、早く帰んぞ」
「え?何ダメって。内容忘れないで欲しい的な!?」
「違ぇ」
「それ図星の顔っスね。やだな〜忘れませんよぉ!運命ですから!」
「調子乗んなロマンチスト」