テラーノベル
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あらすじ
そろばん教室で一位の実力を持ち、プログラム部の部長でもあるローリエは、古い機械に遊びを移し替えるほどの構造理解を持つ少年。そんな彼が駄菓子屋で目にしたのは、ビー玉を盗もうとした泥棒チョウを、そろばん一つで圧倒するおばあちゃんの姿だった。珠を弾く音とともに現実が揺れる光景に衝撃を受け、「力のあるそろばん」の存在を知る。ビー玉やおはじきが戦闘の源になると教えられ、少し高価な珠(ビー玉)を手に入れる。
店を出た後、坂道で泣く子どもと出会う。チョウにビー玉を奪われたという。探し出した先で再び現れたチョウと対峙し、ローリエは初めてバトルそろばんを使う。まるでプログラムを組むように位と珠を配置し、正確な演算で粗い力を打ち破る。しかし取り戻した珠を差し出しても、子どもは「持っている方がカッコいい」と受け取らない。その言葉に、ローリエは“持つ強さ”と“使う強さ”の違いに揺れ始める。計算が現実を変えるこの世界で、本当の強さを探す戦いが始まる。
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