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俺は、決めた。
あっきぃ(よし!ちょっと距離、置こう)
嫌なわけじゃない。 むしろ逆だ。
最近のぷーのすけの視線とか、
手首を掴まれた感覚とか、
胸の奥が変にざわつくのが、怖かった。
帰る時、珍しく俺の方から言った。
あっきぃ「俺、今日は先帰るな!」
ぷりっつ「……あぇ?」
あっきぃ「用事あるし!
じゃ、また明日!」
逃げるみたいに教室を出る。
あっきぃ(よし。これでいい)
……はずだった。
次の日。
席に着くと、
ぷーのすけがすでに来ていた。
ぷりっつ「おはよ」
あっきぃ「おはよー!」
昨日より、 距離が近い。
あっきぃ(あれ?)
昼休み。
あっきぃは意識的に、別の席へ移動した。
あっきぃ「今日はあっちで食べるわ!」
ぷりっつ「……そう」
ぷりっつは何も言わない。
でも数分後。
気づけば、 同じテーブル。
あっきぃ(なんでぇ…?)
放課後。
俺は一人で帰ろうとした。
あっきぃ「じゃあねー!」
ぷりっつ 「……待って(手首 掴 強
一人で帰る必要あるの?(低」
あっきぃ「え、いや……」
ぷりっつ「昨日も、今日も
避けてるだろ」
ぷりっつの眉が、わずかに寄る。
図星だった。俺は慌てて笑った。
あっきぃ「……気のせいだって!w」
でも、ぷーのすけは離さない。
逃げ場がない。階段の踊り場の端。
夕方の光。俺は小さく言った。
あっきぃ「……最近さ
ぷーのすけ、近いんだよ」
一瞬、空気が止まる。
あっきぃ「嫌、ってわけじゃないけど
でも、なんか……
俺、どうしたらいいかわかんなくて」
やっと、離れる手。沈黙。
ぷりっつ「……離れたいの(低 揺」
あっきぃ「そういうわけじゃ——」
ぷりっつ「じゃあ、離れるわ(被」
あっきぃ「中途半端に距離取らないでよ」
ぷりっつそんなことされたら……」
言葉が、途切れる。
拳が握られている。
ぷりっつ「俺が、離せなくなるだろ」
心臓が跳ねる。
あっきぃ(え……)
顔を上げると、
ぷーのすけは目を逸らしていた。
ぷりっつ「……ごめん
今の、忘れて//」
そう言って歩き出す。
でも。その背中を見ながら、
俺は思ってしまった。
あっきぃ(今の、忘れられるわけなくない!?)
距離を取ろうとしたのに、
気づけば一番近いところまで踏み込んでいた。
逃げた分だけ、 引き寄せられた。
——完全に、逆効果だった。