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本日の夕食は午後8時30分と遅め予定にして、昼ご飯を食べて海で遊んだ後は釣りとなる。
目標は青物、それも燻して美味しいカツオ系が主なターゲットだ。
その筈なのだけれど……
午後4時から気合いを入れて釣り始めたけれど、なかなか釣れない。
取り敢えず朝と同じ浜で釣り始めたのだけれど、全く釣れないのでそれぞれ移動開始。
深草学園組は北上して北東の岩場方面へ。秋津学園組は南下した模様。
そして例によって小魚に遊んで貰っている状態だ。
「でもこれも開きにしたら、小さいから乾きやすい簡単な干物になると思うよ。そこをさらっと燻製したらいい感じになるんじゃ無いかな」
ということで、美洋さんと彩香さんは数釣りを開始。
僕と未亜さんはその中から小さめの魚を拝借。
生きたまま針にかけてエサとして釣りをしているのだけれど。
「釣れないなあ」
「その通りなのです」
そんな感じ。
あまりに釣れないので、暇つぶしとして小魚を捌いている状態だ。
釣れている小魚のウロコを落とし、頭も落とし、開いてと。
サイズが小さいのでナイフくらいの刃物があればまな板はいらない。
彩香さんが魔法で冷却している海水中に、開いたのをつけて脱水。
もう何枚捌いただろうという感じだ。
ただ小魚に関しては、釣れる早さのが捌く早さを少し上回る。
そんな感じでバケツ2個が、捌いた魚と捌く前の魚で一杯になった頃。
やっと未亜さんのウキが沈んだ。
「よし、なまり節なのですよ」
散々ファイトして上げたのはイナダ。
そして僕に来た大物!も、上げるとヒラマサの小さいの。
「こっちの方が魚としては高級なのです。でも今回に限ればソーダカツオ来い! という状況なのです」
未亜さんの意見に僕も同意だ。
その後もぽつぽつ大物が来た。
しかし何故か、そろいもそろってブリ系の小さいのばかり。
結局陽が落ちて手元が暗くなった午後8時近く。
「今日はこの辺にしておいてやるのですよ」
諦めて、家に帰る。