話は続いておりません。別の話として見てください。
出てくる人↓
青井らだお
成瀬
ヴァンダーマー
MOB
少しキャラ崩壊してるかもです、
話に入る前に。
※歌詞パロって言うのかな?
この話は「別の人の彼女になったよ」という曲の内容を使っています。
気になった方はぜひ聞いてみてください。
成瀬「らだお、別れよう。」
らだお「え?」
急に成瀬からそう告げられた。
俺は理解できなかった。
らだお「待って、今、なんて?」
俺はもう一度聞き直した。
成瀬「別れよう、らだお。」
成瀬はもう一度俺にはっきりいってきた。
成瀬「ごめん、らだお。もう終わりにしよ」
らだお「は、え、なんで?、」
俺は成瀬の言葉が理解出来なかった。
いや、理解したくなかった。
成瀬はその言葉を言ったあと俺を置いて本署から出ていった。
俺は泣き崩れた。
成瀬のこと大好きだったから。
さいわい、本署には俺しかいなくバレることはなかった。
俺は何もすることが出来なかった。
成瀬「ふー!」
らだお「フー!!笑」
成瀬「こんなはしゃいでんの俺らだけだぞ笑」
らだお「フェスぐらい、いいだろ笑」
成瀬「そうだな笑笑」
_____
らだお「あーこの映画泣けるぅッ」
成瀬「うぁぁッやばいぃッ(泣)」
らだお「は、お前泣きすぎだろ笑」
成瀬「いいだろ別に!ッ(泣)」
らだお「あはは笑」
_____
成瀬「あいつやべーわ笑」
らだお「殺しいく?笑」
成瀬「お?笑やるか?」
らだお「やめとこやめとこ笑」
______
らだお「んっ///」
成瀬「可愛いねらだお♡」
らだお「やめてよ、///」
成瀬「やぁだ♡」
_____
成瀬との思い出が蘇る。
俺は号泣する。
もう成瀬とあんなふうに喋れないこと、遊べないことを身に感じ現実味を帯びていく。
俺はもう立てなかった。
ヘルメットの中はぐしゃぐしゃでそれでも俺は泣いた。
考えられなかった。
しばらくするとそこに誰かが来た。
俺はそちらを見るがぼやけて誰かよく見えなかった。
その人は俺のヘルメットを取った。
らだお「ぅ゛ッう、ヴァン、さんッ…ッ、」
そこに居たのはヴァンさんだった。
俺を見たヴァンさんは驚いた顔をしていた。
ヴァンダーマー「ッ?!らだおさん?どうしたんですか?!」
らだお「成瀬と、ッ、なるせと゛ッ、」
ヴァンダーマー「1度私の所へ行きましょう」
らだお「ぅ゛ッう、んッ」
俺はヴァンさんに連れてかれた。
ヴァンさんは気を使って誰もいない場所へ連れていってくれた。
俺はヴァンさんに話した。
成瀬と付き合っていたこと。
別れたこと。
全部、全部話した。
ヴァンさんは俺の話を静かに聞いてくれた。
俺が落ち着き少し時間が経った後。
ヴァンダーマー「らだおさん、私にしませんか?」
らだお「へ?」
ヴァンダーマー「今言うのは違うとわかっています。でも、そんならだおさんを私は見てられないです。私にしてください」
ヴァンさんは俺にそう言ってきた。
俺は成瀬のことまだ好きだ。
らだお「俺、俺はまだ、」
ヴァンダーマー「成瀬のこと忘れられなくてもいい、返事は待ちますから。」
らだお「…はい」
ヴァンさんは俺の返事を待ってくれた。
でも俺は誰とも付き合う気はなかった。
成瀬と別れて数日がたった。
仕事は普通にこなしていた。
でも成瀬は俺がいる時、来なくなった。
俺は成瀬がいる時、行かなくなった。
それだけが変わった。
ヴァンさんは俺にいつも気にかけてくれたりラブコールをしてくれた。
俺はヴァンさんを呼んだ。
らだお「ヴァンさん、」
ヴァンダーマー「どうしましたか?らだおさん」
らだお「返事なんですけど、」
ヴァンダーマー「はい」
らだお「いいですよ、///」
俺はヴァンさんの告白をOKした。
ヴァンダーマー「本当ですか?」
らだお「はい///」
ヴァンダーマー「ありがとう」
チュッ
らだお「///」
俺はヴァンさんと付き合った。
あんなに好意を示してくれる人は初めてで期待に応えたかったから。
色んな時間ヴァンさんといることが多くなった。
俺がmobとじゃれあっている時。
mob「おぉい笑らだお笑笑」
らだお「がちうざぁ笑」
ヴァンダーマー「らだおさん?あまりそういう言葉は貴方には似合いませんよ?せっかく可愛いのですから♡」
らだお「ッ///やめてください、///」
ヴァンさんは俺を褒めた。
でも俺はヴァンさんを少しだけ怒らせてしまったと思った。
成瀬の時みたいに大はしゃぎとか俺より映画で泣いてることとか大きな声で言う愚痴とかそんな俺ではなかった。
まだ俺は成瀬とヴァンさんを比べていた。
ヴァンさんと久しぶりに会った時。
ヴァンダーマー「好きですよらだおさん」
らだお「ありがとうございます///」
俺は嬉しかった。
ヴァンさんはいつもそう言ってくれる。
ヴァンさんと過ごして長い時間が経った。
ヴァンさんは俺に聞いた。
ヴァンダーマー「らだおさんはもう成瀬と会わないのですか?」
多分気遣ってだろう。
ヴァンさんは余裕があって大人で、優しい。
色んなことに詳しくて尊敬できる。
キスとか態度だけで終わらせないでちゃんと好きだって言ってくれる。
怒鳴りあいだってなくて、口喧嘩もない。
怒るところが何処にもない完璧な人。
ちゃんと現実を見て、いつも正しいことを言ってる。
だから。
らだお「俺はヴァンさんのことちゃんと好きだし、付き合ってるから。」
らだお「だからもう、会えないんです。」
らだお(成瀬も早くなってよ、別の人の彼氏に)
ヴァンダーマー「そっか…」
らだお「俺もう寝ますね」
ヴァンダーマー「うん、おやすみ」
らだお「おやすみなさい」
俺は寝室へ向かう。
久しぶりに成瀬の話をされた。
もう会えない。
会ったら多分俺は泣いてしまうから。
俺は本当の自分をヴァンさんにさらけ出したことはなかった。
ずっとさらけ出せず大人しくしていた。
だから
らだお「会いたいなぁッ…ごめんね、」
俺は言葉に出していた。
成瀬に会いたくなってしまった。
俺にはヴァンさんがいるのに。
らだお「俺ずるいなぁ…ッ…」
らだお「早くなってよ? 成瀬、…別の人の彼氏に、俺以外の彼氏に、」
らだお「…俺が電話をしちゃう前に、」
大好きだよ、忘れられないくらい。
もう俺には彼氏がいるのに。
らだお「会いたいなぁッ…ごめんね、」
彼がいる部屋からそう聞こえた。
私は気になってあとをつけていた。
私は耳を傾ける。
らだお「俺ずるいなぁ…ッ…」
らだお「早くなってよ、成瀬、別の人の彼氏に、」
らだお「…俺が電話をしちゃう前に、」
私はその場から離れる。
やっぱりらだおさんは成瀬のこと忘れられてないんだ。
私は変わりにはなれないのですね。
ヴァンダーマー「成瀬に電話しますか…」
私は小声で言う。
私の声だけがリビングに響く。
私の恋が終わる。
end
コメント
4件
切ない😢💓だけど、らだおとヴァンさん、どっちもの想っているようで、思っている(語彙力が皆無)優しさが泣けてくる( ´•̥ω•̥`) 最後の言葉が切なくて、かっこいい〜