この作品はいかがでしたか?
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季節もすぎ、秋。
飛鳥『ゆり、双子じゃないよね?(笑)』
「1人です(笑)」
目『ひとによってこんなにも違うんだ…』
安定期にはいり、お腹も目立つ。
私はめちゃくちゃ出る方。
深『ちょ、ゆり、重たいのもたないの!』
「これくらい大丈夫……」
深『だめだめだめ!』
「え?」
深『だーめ!だめだめ!』
んとに、心配症なんだから。
「動かないと、すぐ体重増えるし。(´Д`)ハァ…」
悪阻は楽だった分、食欲が増して、体重管理を口うるさく言われてる。
舘『ゆりさん、こんなのどう?』
「え?これたべていいの?」
舘『これなら、そんなにカロリーないし、栄養もとれるから』
「ありがとう!」
舘さんが色々と試行錯誤してメニューを作ってくれる。それを元に自分でもつくる。
ライブも決まり、みんなは忙しい日々を過ごしてる。
冬…
ライブが始まり、みんながいない日が増えた。
やっと子供たちも寝静まり、残った家事をする。
「しんどっ」
飛鳥『わかる……』
飛鳥と二人して毎日ヘトヘトに。
来週やっとみんな帰ってくる。
「ちょ横になろ。」
飛鳥『ん、無理しちゃだめよ?』
「ん。わかってる」
2月末。
深『あーら、また元気にうごくねー!わら』
「痛っ!蹴り強いってば!もう(笑)」
元気な赤ちゃん。
時間あれば辰哉はお腹に話しかける。
話しかけると、お腹の子はもう、激しく動く(笑)
深『あんまり、激しく動いたらママが痛いって。』
そういうと。ピタリと大人しくなるならまた面白くて(笑)
三月末。
今日は予定日だけど産まれてくる、気配はなし。
「4月うまれかー。」
岩『そこ、埋める?(笑)』
佐『じゃあつぎは8月とか12月?』
ラ『めめんとことか、12月とかありえたりして(笑)』
渡『そういや、最近、飛鳥さん体調悪い日多くない?』
向『へ?そうやん!』
阿『めめ?どうなの?』
目『ん、どうでしょね(笑)』
深『うわぁ、まじか!はやくね!?』
「まあ早くないとはいわないけど、そんなもんじゃない?年子だし。でも大変だろな。年子…」
それから数日後……
夜中。
「ん、気持ち悪い……」
トイレが近くて、何回も行く。
すると、すこし出血していた。
あー、ヤバとりあえず寝よ……
出血がひどくなれば病院だなぁと。
寝る前に入院準備の荷物をまとめる。
多分明日の夜には生まれてるだろなと。
陣痛にそなえ、寝ることに。
深『ん?……ゆり?』
「あ、ごめん、おこした?」
深『ん、大丈夫。どしたの?』
「ん?ん、もしかしたら陣痛くるかも。まだきてないけど、お腹は貼った状態がつづいてるし。」
深『え?』
「だから今のうち寝とこうかなって」
深『そっか……もうすぐ会えるんだ…』
「うん。」
深『ゆり?』
「ん?」
チュ…( *´(`* )チュッ♡
「…///」
後ろから抱きしめられ…眠りについた。
数時間後。
「ん……痛っ……」
生理痛より重い痛み。
深『ん?』
「辰哉?………ッ」
深『どした?』
「こ、腰、さすって?」
深『え?こう?』
「ん、そう、少し強めに……」
「ふぅ………ありがと。」
深『大丈夫なの?』
「ん?多分陣痛くるかなー、出血もあるし。一応病院に連絡しとくー。」
深『な、なんでそんな冷静なの?わら』
「そりゃ……5回目だもん(笑)さ、いまのうちご飯たべよー」
深『とりあえず照に言ってくるわ』
「あ、そのまえに子供たち起こさないと…」
深『わかった』
私は朝ごはんを作り子供たちにたべさせる
その間にも1回痛みの波がきた。
長女はバスでいき、8時。保育園バスを見送ると、次女も投稿。
岩『大丈夫?』
「ん、お腹の張りがあるけど、今のとこはまだ1時間くらいの間隔だしね…っ!」
岩『ちょ……』
いきなり来た痛みに思わずひーくんの腕を掴む。
咄嗟に支えてくれて。
すると、辰哉が腰をまた押してくれて
「ふぅー、しんどっ。笑。2人ともありがと……」
家では横になり、陣痛アプリとにらめっこ。
昼前には、15分間隔に。
「辰哉、病院!」
ひーくんに伝え、病院へ。
着いた頃には5分間隔。
辰哉はずっと腰をさすってくれてた。
痛みもどんどん強くなる
「んん!!った……い。泣。」
深「ゆり?痛いよね………」
ずっとさすってくれてるのが嬉しくて。つい……
「もうやだぁ泣。痛い……泣。」
弱音吐いちゃう
すると、
深『2人ともがんばれ!パパもついてるから!なんにもできないけど…待ってるよ!』
そう言ってお腹を撫でたときだった。
パンっと言う音がしたかと思うと…
水が出てきた。
「あ、破水した!看護師さん!!」
その言葉に岩本さんが呼びに行く。
そこからは早かった。
分娩台にあがり、1時間もせずに、出産。
産む間、ずっとひーくんの腕にしがみついてたみたいで(笑)
「ごめん、痛かったよね……」
岩『ん(笑)でも、鍛えてますから!(笑)ふっかなら折れてたかもね(笑)ほんと、すごい痛いというか重み?女性ってすごいし、感動した…ね、ふっか?』
「たつや……?」
深『………泣。』
「え?」
岩『ふっか……?』
産まれたての我が子を抱っこしながら泣いてる辰哉。
深『………可愛い…』
「ふふ(笑)」
深『ゆり、ありがとう……』
「………ッ。泣」
岩『ほら、写真とろ?みんな待ってるよ、』
深『うん』
私のうでに赤ちゃんがのせられ、看護師さんが写真を撮ってくれた。
病室にもどる。
赤ちゃんは検査などもあるため、しばらく預かりに。
ひーくんは保育園迎えに一旦帰ってった。
コメント
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おめでとぉおおおお