この作品はいかがでしたか?
106
この作品はいかがでしたか?
106
今日は結婚記念日。
そして、辰哉の誕生日。
みんなでお祝いして、沢山食べた。
夜、授乳を済ませ、ゆっくりすごす。
深『1年かぁー。』
「だねー…」
深『なんでそんな暗いの?わら』
「ん、なんとなく(笑)私、結婚生活1年ちょっとしか続いたことなくて…」
深『それはそれ。でしょ?なに?俺のこともう……』
「好きにきまってんじゃん。てか、逆にさ、沼から抜け出せる方法教えて欲しいくらいだよ。」
深『抜け出さなくていいから!わら。』
「わかんないよ〜?いきなりコロっといくかも?」
深『だーめ。』
「私じゃなくて、辰哉の方が。綺麗な女優さんとか、アイドルと共演するじゃん?」
深『ま、ま、まぁね、仕事ですから。』
「仕事でもわかんないじゃん…」
深『あら、ヤキモチ?わら』
「……………だって…」
深『かぁいいねー!わら』
こんな日がこれからも続くといいなぁ。
なんて思いながら、ウトウトしてたら、泣き声で起こされた。
深『あ、いいよ、オムツでしょ?俺やるよー、寝ときな?』
子育ても一緒にしてくれるし、、3女や息子のことも我が子のように可愛がってくれる。
深『はーい、キレイキレイなったねー、ん、かぁいい(˶‾᷄ ⁻̫ ‾᷅˵)さ、ママのとこ行こっかー』
そう言って抱っこして連れてきて、私が抱っこする。
すると泣き出す。
「え、パパがいいの?そうか、パパが好きなのか。うん、ダメだよ?パパはね、たくさん女の子にね、愛想振りまくんだから(笑)」
深『ちょちょちょ、なに、子供に吹き込んでんのよ!そして、なんでそれで泣き止んでんのさ!』
「深澤担同盟組んだもん。ねー、実桜。」
そう、産まれ日は、桜が満開だった。
実りある人生を歩んでほしくて、実桜という名にした。
決めたのは、辰哉。
深『あなた達も深澤ですよ?わら』
「そうだけど……笑。」
それから時が経ち、
今日は長女の卒業式。
4月からは大学生。
阿部ちゃんとラウちゃんのおかげで、志望校合格。
実桜も、もう1歩、2歩、歩くように。
実「パパ!!パッパー!」
そう言って辰哉に抱きつくのがまた可愛いのと、羨ましいのと……
深『実桜~♡』
んとにデレデレ。
完全にパパっ子の実桜。
飛鳥『あ、奏介!!何やってんのー!』
ふふ、なかなか元気の良い奏介。
飛鳥は毎日振り回されてる(笑)
にぎやかな家。
「実桜、奏介と結婚しないかなぁー」
深『は?まだそんなの早いから!実桜は嫁にやらないから!』
と、まぁ、デレデレなパパさん。
そして、無事に今日は合同結婚式。
結婚式っても、事務所の社長さんとか、メンバーと、お互いの両親を呼んでやるパーティみたいもの。
9人いるとね、何かとできちゃう(笑)
衣装も借りれたし。
料理は舘さんが作ってくれる。
目『飛鳥めちゃくちゃ綺麗!』
飛鳥『蓮も…さすがだね!隣にいるのためらっちゃう……』
「私も………なんかもう…どうしよ……泣きそう。」
深『泣かないの!わら』
それから盛大にみんなからお祝いしてもらった。
深『ゆ、ゆり?どした??』
急に泣き出す私にあせる辰哉。
「ごめ………あまりにも嬉しくて……」
頭の中では今までの事が走馬灯のようにながれてく。辛いこともたくさんあった。子育てにも悩んで苦しんだ。そして、9人に出会い救われた。そして、ほんとに出会った。最推しだったふっかさん。それが……今では旦那さん。
「辰哉?」
深『ん?』
「ありがとう…泣。」
深『え?わら』
「大好き……っ♡」
と、抱きついた。
深『うわぁっ!ちょ、ゆ、ゆり?わら』
深『ね、ゆり?』
「ん?」
深『もう1人ほしくない?わら』
「は?もう無理無理……」
から2年。
1年前に哉翔(かなと)が産まれた。
そんな哉翔も、もう8ヶ月。
飛鳥『6人の子持ち……(笑)ゆりすごいね(笑)』
「まぁ上二人はもう手かからないしね(笑)」
飛鳥『2人でも私てんてこ舞いだよ…』
「あ、みて、奏介が実桜と遊んでる!」
飛鳥『あら(笑)うわ、実桜の笑顔、まんまじゃん!やばくない?』
「そう、辰哉そっくりで、もう……ね(笑)てか、奏介もじゃない?」
飛鳥『ふふ、なんか小さいめめふかだ(笑)』
「うん(笑)」
飛鳥『なんか、慌ただしくすぎてくけどさ、幸せだよね…』
「ん。幸せ…ッ……ヤバ、吐きそ……」
飛鳥『え?ゆ、ゆり??』
うわぁ、もう無理。1度吐いたら……
最悪………
飛鳥『ゆり?』
「う………もうやだ。最悪……」
飛鳥『もしかして?』
「多分……生理きてないもん…」
飛鳥『やっぱすごいね(笑)』
「たしかまだ、1個残ってたはず…」
結果は見事陽性。
深『ただいまー』
飛鳥『あ、帰ってきた(笑)』
深『あれ?ゆり、顔色悪いけど、大丈夫?』
「ん、大丈夫じゃない。もう無理!泣」
深『え?』
飛鳥『ふふ(笑)おめでとうございます(笑)』
深『えっ?まじ?』
喜ぶのはいいけど、あたしはしんどい(||´Д`)o
もう最後だな、体が持たん。と考えてるのをわかってんのかな(笑)
深『ゆり?』
「ん?」
深『ありがとう。』
そう言って抱きしめられた。
これからも、この幸せは続いてくのかな。
「 辰哉?」
深『ん?』
「ずっと私の隣にいてくれる?」
深『当たり前でしょ?(笑)』
💗𓏸 𓈒 𓂃 𝐄𝐍𝐃𓂃 𓈒𓏸 💗
コメント
6件
感無量💝長編お疲れ様でした🤭
完結お疲れ様でした!紆余曲折ありすぎたけどいい作品でしたね。出演させてくれてありがとう😊