〔 ◨◨ side 〕
短冊も買えたし、饅頭も買えた!!
満足満足〜
五条 「 言っとくが、饅頭は1人1個だからな、全部食べるなよ 」
花奈 「 チッ、食べようと思ってたのに、 」
五条 「 お前、マジ可愛げねぇな 」
何処をどう見たら、可愛げがないの!?
可愛げしかなくなぁい? ( (
五条 「 お前、自信家直せ。ウザイ 」
花奈 「 な、なんでわかった? 」
五条 「 僕、最強なんで、気持ちも読めちゃう 」
…….キモ。
エスパーやん。ア○ニャと友達になれるよ。
〔 五条side 〕
花奈 「 おぉ!お前ん家、庭もないもかも無駄にデカいから、笹が普通に入る! 」
五条 「 お前、発言可愛くないよな。 」
花奈 「 …….どこが??← 」
無自覚。怖、
花奈 「 願い事とか、初めて〜 」
五条 「 え、?学校とかでやったことないの?? 」
花奈 「 やったことあるんだろうけど、あんま覚えてない、
中学は、ほぼずっとバイト入れてたし。 」
ん?僕の聞き間違えかな、?
中学の時、ずっとバイトしてた??
五条 「 ちなみに、なんで? 」
別に、此奴に興味がある訳じゃないわけでもないが、
1人の人間として、気になっただけだ。←
花奈 「 ただただ、家が貧乏だったからだよ 」
貧乏ねぇ、まぁそれなら仕方ないわな、
五条 「 親が借金とか? 」
花奈 「 まぁ、そんなとこ 」
お前、結構凄い環境で育ったんだな。
そりゃぁ、貧乏舌にもなるわ。
五条 「 料理は誰かに食べてもらってた? 」
花奈 「 いや、包丁が危ないからって理由で、料理禁止されてた。中2から料理するようになったかな、 」
あ、これ僕達と多分同じ感じだ。
此奴、絶対1年前に賞味期限切れしてた食材でも、躊躇なく入れてそうだもん、ほら、馬鹿だから
でも、なんで此奴だけ貧乏舌に??
花奈 「 何書こうかなぁ、あ! 」
僕の背中を机にして書くお前は、僕が思っていたよりも可哀想な環境で過ごしていて、
それでも強く素直に生きる。
そんなお前に、もう1回心を奪われた気がする。
気がするだけ、←
花奈 「 書けた!!1番高いところにしよぉ
五条つけ t e ___、 」
五条 「 ……. 」
気づいた時には、口と口を重ねていた。
…….言っとくが、これはお前が可愛いからという理由じゃない。
ただ、今いい感じの空気だっただけだ、
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