─start─

「いたぁ……」

「羽切れちゃった……」

疲れ果てた俺の前に。

純白の美しい羽が付いている天使を見た。

『……はぁ…やば俺…幻覚見えてる』

「あｯ、君！」

『今日はちゃんと寝よ……』

「お~い！そこの君~ｯ！」

『……え。俺？』

「そうだよ！君！」

幻覚に幻聴。

戸惑う俺に彼女？は話しかけた

「君！名前は？」

『…？！ちかｯ//』

『ぁｯ…ぇ……えと……猿山らだ男……』

rd『です……』

「ふむ……らだおくん！」

「僕は天奈！」

「ここ…って……人間界なの……？」

『に……人間界って……そうっすけど……』

『コスプレじゃ……』

「ん？コス……コスプレ？な~に？それ。」

『ぁ~……笑』

何を話しても通じないようだ。

『変装ですよ。』

「ふむ……？」

「とりあえず……この羽が治るまで

rdの家にいさせてくれない？」

『はぁ……』

『はぁ？！』

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