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14 - 第14話 【死会ノ終宴】

♥

50

2023年07月17日

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【死会ノ終宴】

※グロい表現使う

※キャラとの関わりがある(元CODE-ELの人達とが中心)

※通報しないでください

※ちょっと鬱かな、一気に幸せを壊す…

※苦手な方はスクロールしてください



CODE-ELの内部抗争が終わり、ひと時の和みが貴凛町に訪れる

今日も僕は瓜生くんの店を訪れた

奏)龍臣くん、今日も来たよ

瓜生)おぉ奏、よく来たな!

そしていつも通りメロンパンを箱で買う、子ども達のためにいつも箱で買っている

奏)じゃあ今日も二箱買うよ、

瓜生)子ども達にもよろしくな

笑顔の瓜生くんを見ていると、本当に平和なんだなと安心する

カリン)奏、よくそんなに買えるわね。よっぽどお気に入りなのね

奏)ここのメロンパンはみんな好きだからね、沢山買わないとすぐ無くなるよ

そしてメロンパンを受け取り、お金を渡して施設に帰ろうとした時

向こうの交差点にバースと智也、そして金鳳がいるのが見えた

奏)さとちゃん達だ!僕迎えに行ってくる、

瓜生)転けるなよー

そういい、僕は一旦手に持っていたメロンパンを店におき駆け出した

奏)さとちゃん!バースくん!智也ー!おーい

そして手をぶんぶん振りながら走った

最初に気づいたのは、案の定さとちゃんだった

金鳳)?、あ!奏さん!

それに続くように二人も気づく

バース)誰かと思えば北条か、

智也)相変わらずに元気があっていいな

僕を見つめる三人の表情は明るくて暖かく感じて、とても幸せだと思えた

でもそれもすぐに壊れた____

金鳳)奏さーん!お久しぶりです、

奏)まだ何云ってるか聞こえないよー!

そして僕が横断歩道を丁度わたっていたときだった、

この時、僕らの頭上にとあるものが倒れてきた

金鳳)そんなにはしゃいだら危ないですょ…__



ガシャンッッと、耳が痛くなるような音とともに、近くを通過してしていたトラックの二台から

大量の鉄骨の塊が雪崩のように落ちてきた

奏)は?____

ドシャッ… 僕の上に、何十キロもある鉄骨がいくつも転がってきた

金鳳)________え?____

バース)何が、起きた…

智也)今北条が下敷きに…!


瓜生)大変だカリン!すぐに救急車を!

カリン)わ、分かったわ!


静かだった周りが一気に騒がしくなっていく、鉄骨の下から赤色の水溜りのようなものが流れてくる

金鳳)奏さん?…何が、一体…

みんなが動くなか、金鳳は動かずにいた

辺り一体に鉄錆の匂いが広がり、ぐちゃりとした何かが潰れるような生々しい音がこだまする

鉄骨の隙間から出た腕がぴくびくと動いて、やがてその動きも完全に止まった

金鳳)手が、奏さんが…ぁ…________

そのショックから金鳳の意識はここで途切れた




暗い空間、そのにただ1人 北条奏は立っていた

「ここ、どこ…みんな?、僕は一体…」

声は響くものの、辺りには人がいないため返事がない

「誰かー?居ませんか…ここは何処?…」

訳もわからずぶらぶらとその場を進む

先に人がいるのが見えた

「よかった、誰か居たんだ…____」

でもその人をみて北条は驚いた

「え?、兄さん?どーしてここに、」

そこにはすでに亡くなった兄が居た、その兄の姿は自分が最後に見た時そのものだった

全身の傷は痛々しく、ところどころの肉が削られている…だがあの時よりも実体としてはしっかりとしていた

そんな兄が自分に対し手を差し出してこう云った

『 お 疲 れ 様 』

「(あー、そっか僕、もう終わったのか )」

そして何故か心のどこかで安心する自分が居たことに、北条はちょっとした疑問はあったが

もう全て終わりなのだからと、全てを無として捉えた

『 行 こ っ か 』

「…うん」

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コメント

5

ユーザー

辛いなぁ…でも圭一に会いたかったんだね🥺 私、みんなの分まで生きるから、もうしばらく待ってて。

ユーザー

奏さんッ...🥺 天国でお兄さんとお幸せにッ

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