(零奈視点)
星琉ちゃんと話してたら何故か頭が痛くなった。
_____________
うーん
ヾ(*ㅿ*๑)ツはっ
ここって….私の家?
あ、あずきちゃんが鳴いてる
ニャーン
「あずきちゃんおはよう、」
「ご飯がなかったんだね。今あげるよ」
えへへへ。あずきちゃんは可愛いな。
….。あずきちゃんは私を笑顔にしてくれるのに。私は….誰のことも笑顔にできないや
はぁ。まぁいいや。
学校に行かないと。
___________通学路_______
トコトコ
____________宮女_______
ふわぁ。眠いなぁ。
私が廊下を歩いていたら_。
ドカッ
「ぷぎゅっ!?」
「きゃっ!」
「わわわ!だ、大丈夫?えっと…来音?先輩!」
「う、うん。大丈夫だよ。君はたしか…鳳さんだったかな?」
背の低くて可愛い子。たまに「わんだほい」という謎の声をあげている子。
「次は気をつけてね。」
「はーい!」
と言って鳳さんは走って行った。本当に大丈夫かなぁ。
ガラガラッ
「あ、おはよう朝比奈さん。」
「ん?ああ。おはよう!来音さん。」
彼女は朝比奈まふゆちゃん。優等生?って感じ。
彼女は頭も良くて私は憧れてる。
「あ…今日フェニランに行こうかな….(ボソッ」
私にとってフェニランは笑顔をくれる場所だ。
ふふふ。私もショーをやって、歌ったり。演技したり。
楽しそうだなぁ。
何より楽しいのは____
目の前に座っているお客さんの笑顔なのだから。
__________放課後(早くね?)______
もう放課後だ。早く行こう。
ふと窓を見たら今朝ぶつかった鳳さんが高そうな車に乗っていた。
たしか鳳さんはお金持ちのところなんだっけ。
________________フェニラン__________
ふふふ。ワンダーステージ。
ずっと前までは気にならなかった。でも
今は私の生きがいと言ってもいいだろう。
パサッ
「……ん?」
これは_台本?
名前は…..天馬…つかさ?
あ、ワンダーステージの方に行った。
キャストさんなのかな。
本当はすぐに渡した方がいいんだけど….
めっっっっちゃ見てみたい….
うう….ごめんなさい天馬さん
そう思って中身を見た。
あ….すごい。細かい書き込みに、すごく入り込んでる設定。
台本を作っている人はすごいんだな….
あ、演出のことまで……ろ、ロボット?ワンダーステージのキャストさんってなんだかすごい人なんだなぁ。
_________ワンダーステージ______
「ん?….俺の台本が….ないだとっ!?」
「えぇぇ!?司くん、台本無くしちゃったの!?」
「自称スター、大丈夫そ?」
「司くんでもものを無くすことがあるんだねぇ。」
「いやそれよりも台本がないなど….うそだろ….」
あ、いた。
「あ….あの….って鳳さん?」
「あ!来音先輩!」
「どうしたのー?もしかして!ショー見に来てくれたの!?」
「でも、まだ開演時間じゃないよ?」
「あ、見に来たんだけど…」
「歩いている途中で台本を拾って。」
「それで、その人がワンダーステージへ向かっているのが見えてね。」
「あーっ!?それ、俺のだ!」
「わぁー!来音先輩ありがとう!」
「あ、初対面でしたよね。」
「えっと、鳳さんの先輩の来音零奈です。」
「俺の名は….
天翔るペガサスと書き天馬。世界を司る男と書いて司!!!!!!!その名も….天馬司!!!」
「あ….え、えっとよろしくね。天馬くん。」
元気なのかな。
「僕は神代類。よろしくね来音くん。」
「わ、私は…草薙寧々…..よろしく……」
「フフ。寧々も人前に慣れてきたねぇ。」
「えっと、神代くんと草薙さんもよろしくね。」
「同じ歳なのだから敬語でなくてもいいんだよ?来音くん。」
「あ、うん。」
神代くんすごく話しやすいな
きっと話し方が上手いのかな….
それに….その隣の草薙さん。すごく可愛い
天馬くんは….謎に元気だし。
鳳さんは通常運転って感じ。
………なんて言うか
「この皆ででいるとすっごく楽しそうだなぁ」
「「「「え?/ほえ?/む?」」」」
「って….やだ私声に….」
「それって….つまり、来音先輩はあたしたちとショーやりたいの!?」
「あー….えっと…..」
目を逸らそうと思ってもこんなキラキラしててうるうるしてて可愛い子に見つめられたら…..
「…………………………うん。(小声)」
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